修正って言いにくいもの!?

とあるZOOM飲み会で、心理コンサルタントが「デザイナーに仕事を依頼しているが、修正して欲しい箇所を伝えてよいものか迷っています」とおっしゃっているのを聞き、ハッとしました。

集まっていた参加者は、ほとんどがデザイナーなので「修正は言われて当たり前」「どんどん言ってください」「言わないとダメです」と、私を含めて皆が同じ意見でしたが、デザインを頼む側からすると、気を使うポイントなのだろうと思いました。

そう言えば、HAT TOOL DESIGNのお客様に、「修正は1回あたりおいくらですか?」と聞かれたことがあります。

HAT TOOL DESIGNでは、原則として、選んだ案を3回まで修正無料としていますが、それ以降でも文字修正や写真の差し替え、色替えなどの小さな修正は臨機応変に対応しているので「大丈夫ですよ」とお伝えしています。

また、できる限り修正を気軽に言っていただけるように、デザイン案を出すときには、「修正は遠慮なく」と必ず付け加えています。

そう伝えることで、お客様との関係が近くなり、次の依頼につながることが多いからなのです。

また、お客様との関係性が近くなると、実は修正があまり出なくなるようにも思えます。おそらく、信頼関係ができているからなのではないかと思います。

たまに、「信頼されていないのかな?」と感じるような修正を言われたり、逆にクオリティーが下がるような重箱のスミを突くような微妙な修正もあります。

デザイナーとしては、修正は言われて当たり前、その修正を気持ちよく引き受けて、乗り越える方が得るものが多いと思います。

 

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