アピールする名刺のデザインは、好み3割&役割7割
こんにちは。女性デザイナーの松田です。
先日、ご来社いただいたお客さんから、今使っている名刺をお見せいただきました。デザイナーに頼んで作ったというだけあって、大きな余白を活かしたデザインがきれいな名刺でした。
名刺の役割とは?
そのお客さんとしては、シンプルな名刺がいいと思って作ったけれど、これではパッと見て、なんの仕事をしているかわかりにいしアピールできていない、そして記憶に残らないと後から思ったそうです。
本来は名刺の役割は連絡先を伝えるということ以外に、交流会や懇親会などの場では、不特定多数に配るため、営業ツールとしても活躍してくれるということがあります。でも自分の好みだけで名刺を作ってしまっている人は少なくありません。
シンプルな名刺について
今回のお客さんのようにシンプルな名刺のデザインの場合、 アピールできていないこともあります。 シンプルな名刺がダメだというわけではないのです。大企業ほど名刺のデザインは、シンプルなものが多いです。それは会社の名前が有名だからなのでしょう。
例えば起業したての方や個人事業主が自分や仕事をアピールしたい場合なら、 自分の好みや希望を3割程度に抑えて、7割は下記のことを入れることをオススメします。
・サービス内容を端的に入れる・
キャッチフレーズや理念を入れる
・後で名刺を見返して思い出してもらえる工夫をする(顔写真やイラストを入れるなど)
・専門用語の多用に注意する
これらを入れた名刺の場合
以上のようなことを客観的に考えて 名刺に盛り込むことで、 会話が弾んで仕事につながるので、営業ツールとしての役割を持つことになります。
でも大前提として、ハサミで切って歪んでいたり、インクがかすれていたり名刺の切り目のミシン目が見えていたりするなどの見た目が悪いことは問題外です。そういうことが無いように気を付けたいですね。
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