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「お客様目線」で考える ~その24~
お客様目線とは何ですか?
先日、お客さんから
「チラシを作るときに
心がけていることは何ですか?」
という質問を受けました。
私の答えはズバリ
「安心感」
です。
これは、チラシを見る人に
「不安にさせない。安心してもらう」
ということです。
これが、つまり、俗に言う
「お客様の立場に立つこと」であり
「お客様目線で考える」ことの
基本になるのではないかと思っています。
例えば、ハットツールデザインの場合、
一番安い名刺作成サービスでも
31,000円かかります。
この料金、決して安くないですよね。
私の場合、例えば
この金額の洋服を買おうと思うと
少し覚悟がいる金額です。
得体の知れない人から、
買いたくないですし、
商品もよく吟味して買うと思います。
金額が高ければ高いほど
用心深くなりますよね。
そのために、
安心してもらうための
要素が必要になります。
その要素とは、私の場合、
1.私の顔写真を載せる
2.専門用語を使わない
3.料金の明確化
4.デザインを作成する流れ
5.お客様の声
6.よくある質問
7.私がどいういう人物かわかってもらうためのプロフィール
などを載せることで
まずは、
お客さんに私のことを知っていただき、
あらかじめ疑問に思うことを
解決するようにしています。
そして、ハットツールで作成するデザインでも
上記7つも取り入れながら
さらに、ターゲット層に合わせて
・読みやすくする(文字サイズ、行間、字間、レイアウト)
など工夫しています。
掲載している内容の全ては
「お客さんに安心してもらうため」
につながる要素なのです。
読みやすさのカギは「見出し」 ~その23(2)~
見出しはどこに入れるのがよいのでしょうか?
わかりづらかった居酒屋の忘年会手書きチラシに見出しをつけるだけで、見やすく、わかりやすくなった例を前回、紹介しました。
では、具体的に
見出しを入れたほうがいいシチュエーション
を挙げてみましょう。
・文章が長くなったとき
・前後で内容が変わるとき
まだまだあるとは思いますが、まず
思い浮かんだのはこの2つです。
「文章が長くなったとき」といえば、
例えば、お客様の声を掲載する際、
ちょっと文章が長く、ボリュームが多いと
思ったら、見出しをつけます。
それによって、
長い文を最後まで読まなくても
おおまかに内容が把握ができます。
「内容が変わるとき」といえば、
前回の忘年会の案内チラシがそれにあたります。
見出しがないとすべて1つの文章として
読んでしまいます。
前後の情報が変わることを
わかって読んでもらうためにも
見出しをつけるのです。
見出しがあることで
流し読みがしやすくなります。
つまり、特にチラシに関して言えば、
自分にとって必要があるかないか
瞬時に判断されてしまう場合、
見出しを入れてすぐ読んでもらえるようにすることが
大変大事になってきます。
読んでもらうために
適切な場所に、こまめに見出しを入れましょう。
読みやすさのカギは「見出し」 ~その23(1)~
一目で内容がわかる読みやすさとはなんですか?
先日、居酒屋に行くと
忘年会の案内チラシが貼ってありました。
案内は、「其の一」「其の二」「其の三」の
3つの項目に分けて書かれ、内容も目につき、
枠で囲んで、メリハリがついて
パッと見ると、分かりやすそうなんです。
でも、もうちょっと工夫すれば
もっと分かりやすくなるので
惜しいなと思いました。
よく 読んでみると、「あれ?」「どういうこと?」と思うことが
いろいろありませんか?
何回か読んで、ようやく理解できたのですが、
つまり、このチラシは、3種類の忘年会のコースを案内しているのです。
頑張って手書きで作成し、見栄えもメリハリをつけて
見やすく書かれていますし、よく目に留まる場所に
フレームに入れて壁に掛けてあるのですが、
残念ながら、ちょっとわかりづらいです。
しかし、少し改善するだけで
とてもわかりやすく変化します
例えば、
「其の一」の横に
『早割で盛りだくさん!コース』
「其の二」の横には
『時間を選べばとってもお得!コース』
「其の三」の横に
『贅沢・よくばり!コース』
と書くと、
幹事が忘年会のお店を探している場合など、
どのコースに当てはまるかなど具体的にイメージできて、分かりやすいですよね。
↓
もとのチラシは、他にも改良点はありますが、
とりあえずは見出しをつけるだけで
ぐっと分かりやすくなったかと思います。
見出しとは
そのブロックごとの内容を要約して
瞬時に読めるように1行程度に
端的にまとめます。
そのことで、
内容を手早く、大まかに伝えることが
できるんですね。
これが見出しの役割です。
<その23 つづき>