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チラシのデザインに季節感を取り入れると、即、戦力に!! ~その1(2)~
こんにちは。
女性デザイナーの松田です。
「チラシのデザインにどのように季節感を取り入れるのですか?」
春なら、桜の写真を入れて、
夏なら海水浴のイラストを入れて、、、
いえいえ、
そんな具体的に季節を取り入れなくてもいいのです。
手軽に目を引く手法は
「色で季節感を出すこと」。
春夏秋冬、それぞれの季節ごとにイメージと配色があります。
私がよく使う配色とそのイメージをまとめてみました。
春。
寒さが厳しい冬が終わり陽の光もポカポカ温かく
生き物も動きだし、花や葉が芽吹くイメージです。
さまざまな色が軽やかで明るい配色。
基本的にはパステルカラーです。
夏。
ギラギラと照りつける太陽と青い空、
眩しく輝く緑とエネルギッシュなイメージです。
涼しく感じてもらうために青系・緑系で寒色を使いながらも
アクセントとしてオレンジ・赤・ピンクを用います。
基本的にはビビットカラーにです。
秋。
お祭りのようなエネルギッシュな夏が終わり
一段落して、しっとりと紅葉を眺める大人のイメージです。
夏よりも少し暗めの配色。
秋は気温も寒くなるので暖色系が多い配色です。
冬。
凛とした朝の澄んだ空気のイメージです。
青系を基本に寒そうな配色(寒色)です。
余談ですが、
冬といっても、クリスマスやお正月の配色イメージは違います。
具体的にチラシのデザインを見てみましょう。
下の写真は学習塾の冬期講習と春期講習の
新聞折込みチラシのデザインです。
内容はほとんど変わりませんが、
春期講習は「キャッチコピー」「見出し」「背景色」「枠線」などに
春用の配色を使っています。
この春期講習のチラシは反応率が高く、
12回の説明会の予約は全て埋まりました。
このように、季節感のある配色をほどこしたデザインは
内容を変えていなくても目新しく、ガラリとリニューアルしたかのように
感じられるのでデザインテクニックとして非常に便利です。
チラシのデザインに季節感を取り入れると、即、戦力に!! ~その1(1)~
こんにちは。
8月1日。
「今日からブログ『作る前に読んで欲しいデザイン術』を再開して、
しっかり定期発行をするぞー」と
意気込んでいる女性デザイナーの松田です。
読者のみなさん、よろしくお願いします。
「目を引くチラシデザインにするにはどうしたらよいでしょうか?」
お客さまからよくこんな質問を受けます。
一番、手っ取り早いのは、
「季節感を取り入れる」こと。
チラシや名刺やパンフレット、メニューなど
一見、季節と全く関係のない内容でも
季節を取り入れたデザインにすると
反応率が上がることが多々あります。
私がデザイン案をクライアントに提案するとき
選んでもらいやすくする手として
「季節を取り入れたデザイン」を心がけています。
季節感を取り入れたデザインと季節感のないデザインでは
圧倒的に「季節感を取り入れたデザイン」が選ばれます。
それは、なぜなのでしょうか?
四季がある日本では季節ごとに自然の景色が変化していきます。
また季節ごとに、お花見や海水浴、紅葉や雪景色を楽しむなど
いろいろな行事がありますね。
日本人は季節を感じるのが好きなのです。
<その1 つづく>
他と違う会社案内のパンフレット インタビューを載せる
こんにちは、女性デザイナーの松田です。