作る前に読んで欲しいデザイン術最新記事
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第一印象で差をつけるリーフレットのデザインとは?
こんにちは。女性デザイナーの松田です。
人の場合は3秒で第一印象が決まると言われています。ではチラシやリーフレットの場合はどうなのでしょうか。
リーフレットの場合の第一印象とは
チラシの場合は、1秒で必要な情報か否かが判断されるのです。リーフレットの場合もチラシと同じく、判断される時間は1秒と考えた方が良いでしょう。そのために一番大事なのは、表紙のデザインになります。表紙を見て手に取るかどうかが決まってくるのです。
お勧めしたいこと!
私がオススメするのは、人の顔を載せることです。人の顔は、一般的に最も強い訴求力があると言われているのです。
写真は素材集などの写真を載せる方法もありますが、やはりお店や会社、サービスを提供するスタッフの写真を載せるのが、リアリティーがぐっとでるのでオススメです。
そしてスタッフとお客さんとの2ショットの写真を載せるのも、有効と言えるでしょう。
スタッフやお客さんの写真の重要性
働くスタッフの写真を載せたり、お客さんの写真を載せることは、掲載の確認を取ったりしないといけないので手間がかかります。そのため載せない場合が多くなることが多いでしょう。
だからこそ第一印象で差をつけるために、リーフレットの表紙が重要になってくるのです。
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会社概要を制作するデザイナーのマナーとは?
こんにちは。女性デザイナーの松田です。
会社概要の一般的な内容でよく載っている情報として、社長の挨拶、事業内容、企業理念、沿革、設立、売り上げ、所在地などの基本的なものがありますよね。
会社の情報は必要!でも…
会社の情報としては分かりますが、このまま載せたのでは読み手としてはあまり面白くないものですよね。その退屈な読み物を最後まで読ませる工夫をすることがデザイナーのマナーとして必要になるのです。
どんなマナーがあるのか…というと、これらの情報を載せることの目的を考えてみます。
・私たちは真面目に取り組んでいます。
・私たちの商品を買いませんか。
・私たちに投資をしませんか。
・私たちは大きな将来の目標があります。
・私たちは怪しい物ではありませんよ。
のようなことが会社概要の目的としてあげられると思います。
デザイナーのマナーとして必要なことは?
このような事を、会社概要を見る人に明確に理解してもらう手っ取り早い方法は写真を載せることです。
・真面目に仕事に取り組んでいる社員の様子
・具体的にどんな効果があるか分かる商品の様子
・会社の歴史
などです。
また、写真で難しいところは
・数値のグラフ化
・地図
・イラスト
をいれて読みやすくするのもマナーと言えるでしょう。
文章にも工夫が必要!
それでも、最後まで読んでもらうには文章もひと工夫が必要です。会社から提供されるテキストは、多かったり、少なかったり、会社として伝えたいことが分かりにくかったりする事があるのです。
そんな場合は、テキストの編集もデザイナーの仕事になります。写真や、ページの余白との関係によって、読みやすい適度な文章量というもの決まってくるでしょう。
その辺のバランスを考えるのもデザイナーのマナーだと言えますね。つまりは情報を一方的に「伝える」だけでなく、読み手の心と「つながりを持つ」「共感する」という意識を持って作ることが大切になってきます。
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パンフレット制作でページデザインの統一感を出すには?
こんにちは。女性デザイナーの松田です。
かつて私が映画・お芝居のパンフレットを制作して、デザイン案を先輩デザイナーに見てもらったときに注意されたことが、「各ページがバラバラに見える。いろんなチラシを見ているようだ」と言われてしまいました。
パンフレットの統一感が無いと?
・ストーリーのページ・登場人物相関のページ・キャストのページ・監督/スタッフのページ・特殊効果/撮影裏話のページなど様々なコンテンツページがありますが、各コンテンツごとに違う要素を使ったデザインにしてみたのです。でもそれによって、一本の映画のはずなのにいろんな映画の紹介のようになってしまいました。
しんみりした泣ける映画のようであったりアクション映画のようであったりコメディのようであったり…で、パンフレットを見るお客さんにはバラバラの印象に映ってしまい、混乱させてしまうことになるのです。
統一感を出すには
すべきことは、共通の統一感のある要素を使ってデザインをすることです。各コンテンツ毎に違いを見せたい場合は、色に変化を付けることが必要ですね。
共通の要素を使ってデザインするということは・ページのヘッダー/フッター・コンテンツの見出し/小見出し・本文の書体などを、映画の象徴的な道具、シーンを使ってデザインすると分かりやすくなるのです。
会社のパンフレット制作も同じ
・業務内容・お客さまの声・会社沿革など、様々なコンテンツは、会社を象徴する特徴的な要素で統一感を図ってデザインすることが必要です。変化を付けたい場合は色で表現するなどが良いですね。
せっかくページに載せる内容は台割表(パンフレットの設計図)を書いて最初の導入から最後まで読みやすく流れを考えているのに、デザインは最初から最後までバラバラでは読みやすい大割表の役割が台無しになってしまうのです。
そうならないように意識をしてみてくださいね。
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