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自分をアピールするポートフォリオ(作品集) ~その82(2)~
ファイルのページ構成がわかりません。
私が実際に使用しているポートフォリオ(作品集)をご紹介します。
A4クリアフォルダ20ポケット綴りのものに36作品を入れていますが、36作品にまとめきれなかったリーフレットやチラシなどは最終ポケットにまとめて入れます。
お客さんの好みや要望に応じて、サッと取り出せるようにしているのです。
ポートフォリオをお客様に集中して見ていただけるのはせいぜい初めの10から15作品くらい。
以前は、デザインした時系列で作品を入れていたのですが、初めのページしか集中して見てもらえないと感じたので、自信があるデザインや有名な媒体や派手で見栄えがする作品を入れておくようにしました。
すると、「これ、松田さんだったんですね」「これ、知ってます!」と言っていただけることが多くなりました。
余談になりますが、見る側に集中力が途切れてしまうと、決まって作品について質問されます。その際、フォルダの上に肘をついていたり、メモのノートを置いていることがよくありました。
自分をアピールするポートフォリオに対して、そのような態度を取られるのは無意識で悪気がなかったとしても、正直いい気はしません。
自分が見る側になった際には、気をつけようと思いました。
<その82 つづく>
自分をアピールするポートフォリオ(作品集) ~その82(1)~
自分を売り込むにはどうすればよいのでしょうか?
このメルマガの読者には、デザイナーの方が大勢いらっしゃると思います。
特にフリーランスの場合、自身のポートフォリオ(作品集)のファイルを作成しているという方も多いでしょう。
私も初対面のお客様には、ご要望があればポートフォリオを見ていただいています。
ちなみに私のポートフォリオは、無印良品製の半透明のA4クリアフォルダ20ポケット綴りに36作品を入れています。
今までこのファイルを企業のデザインや営業・広報部署、出版社などデザインに深く関わる方からあまりデザインに深く関わったことがない開業医や飲食店、サロン系まで、さまざまな方にご覧いただきました。
そこで気づいたことをご紹介したいと思います。
<その82 つづく>
商品のバックボーンを語る ~その81(2)~
商品の売りを探すのが大変なのですが。
前回、紹介した果物も明太フランスも、それぞれの商品のバックボーンを知ったことで価値が上がりました。
そのことで、「欲しくなる=買いたくなる」のだと思います。
また多少高くても買うという方が多いのではないでしょうか?
売る側からすれば、一言添えられた「手でブルーベリーを収穫すること」や「1日8回、焼き上げること」など当たり前のことなのかもしれません。
こういうプロの技やこだわりは一般の消費者からすると、当たり前ではなく、こだわりに思えてしまうのです。
私は、お客さんのチラシなどを作成する際、バックボーンを引き出すことに意識しています。
・開発された背景
・作る過程でのこだわり
・志した理由
などは誰も真似ができない唯一無二なものだと思っているからです。
それが他社や他店への差別化になるのです。
どの商品、どの人にも必ずバックボーンはあります。その価値をどれだけ見逃さず、伝えられるか。
「親切・丁寧」が売りでもよいのですが、できるなら唯一無二の売りを考えてください。