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チラシの周りの余白スペース ~その72(2)~
余白に必要な基準となるサイズはありますか?
A4、B5の場合、デザインがしやすく、バランスがよい余白サイズは10mmだという前回の話のつづきです。
名刺のように小さな印刷物の場合、10mmも余白を取ってしまうと、デザインできるスペースが、狭くなってしまいます。
その狭いスペースに名前、社名、住所、電話、メールなど、文字を入れていくと、詰まった感じになり、バランスが悪くなります。
名刺サイズであれば、5mmを目安にするとバランスよくレイアウトできます。
さらに、大型サイズ(B2、A1、B1など)のポスターの場合、周りの余白に10mmを取ってしまうと、圧迫感が出てしまいます。
20mm、25mmとサイズを大きくすると、バランスがよくなります。
つまり、紙のサイズが小さいなら、余白も小さく、大きいなら、余白も大きくなるのです。
<その72 つづく>
チラシの周りの余白スペース ~その72(1)~
余白はどれぐらい必要なのでしょうか?
私はチラシのレイアウトに取り掛かるとき、Adobe Illustratorで作成するとして、一番はじめに行うことはチラシの周りの余白の確保です。
水色の部分が余白です。
余白を取ってから、その内側(斜線部分)に文字や写真などをレイアウトしていきます。
では、余白はいったい何ミリ必要なのでしょうか?
私はデザイナーとして駆け出しの頃、いいなと思ったさまざまなチラシデザインの余白をすべて測ったことがありました。
その結果、A4、B5の場合、ほぼ10mmでした。
実際に5mm、10mm、15mmの余白で、それぞれデザインパターンを作ってみると、デザインがしやすく、バランスよく落ち着いたのが10mmのパターンでした。
以後、A4、B5サイズの場合は10mmに設定しています。
文字量が多い場合は、少し譲って7mmですが、もうこれ以上は譲れないですね。
例外として、写真を配置する場合は、余白から飛び出すこともあります。
<その72 つづく>
この時期限定のおすすめ販促術 ~その71(2)~
年賀状を送ろうにも、お客さんの住所がわかりません。
お正月に読んでもらえる年賀状は、有効な販促ツールです。初売りの案内や年始の営業の案内を入れたり、お年玉付き年賀ハガキの抽選のタイミングにあわせて、イベント開催したりクーポンをつけておくのも手です。
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ぜひ詳細は最寄りの郵便局にお尋ねください。
そろそろ年賀状を準備する時期が近づいていますので、ぜひお試しください。