作る前に読んで欲しいデザイン術最新記事

この時期限定のおすすめ販促術 ~その71(1)~

時期に特化した販促方法はあるのでしょうか?

チラシを作成したものの、いざ配る段になると、どのように配ったらよいのか迷っていらっしゃる方も多いと思います。

 

各家にポスティングといっても、オートロックのマンションが増えているので、なかなかポストまでたどり着くのもままなりません。

 

新聞折込といっても、折込代理店に頼めばよいのか、また、どの新聞に折り込んだらよいのかわかりません。そもそも、新聞購読数も減っているとも聞きます。

 

いろいろ悩む点は多いのですが、HAT TOOL DESIGNのお客さんはポスティングや新聞折込でもしっかり効果が出ています。

効果を出すためには商品に合ったターゲット層に配布できる方法を選ぶことが重要です。 

 

さて、この時期から新年に向けて、準備を始めるものといえば、ズバリ「年賀状」です。 

 

販促の年賀状であっても、他の年賀状と一緒に届くので、目を通してもらいやすいのがメリットです。 また、新年の挨拶を入れることで、いかにもダイレクトメールっぽい印象が少なくなります。

 

お正月に読んでもらえるので、初売りの案内や年始の営業の案内を入れるのも手です。 

 

特にお年玉付き年賀ハガキの場合、1月中旬にクジの抽選があり、すぐに捨てられることもなく、そのタイミングでもう1回見てもらえるという 

メリットがあります。 

 

その時期を狙った、イベントやクーポンをつけておいてもいいでしょう。 

 

いろいろ仕掛けのアイデアが考えられる年賀状。 顧客の住所録があるなら、お客さん宛に新年のご挨拶状として送り、新年のキャンペーンなどをしっかり告知してみましょう。

<その71 つづく> 

魔法の言葉「黄金比」 ~その70(2)~

黄金比を自分のデザインに応用できるのでしょうか?

デザインといえば、「黄金比」といわれるほどポピュラーな言葉ですが、その意味について、前回、ご紹介しました。

縦と横(短辺と長辺)の長さが、1:1.168の比率で構成されています。 

 

「黄金比」に正方形を重ね、正方形の一辺を半径にして弧を描いたものが、「黄金螺旋」といい、自然界にもこの螺旋が多く見られます。

104-2104-3

 

 

 

 

 

では、果たして自分のデザインには、どのように応用できるのでしょうか。 

ロゴのデザインには比較的応用しやすかと思いますが、 チラシやパンフレットのデザインで この黄金比を用いてレイアウトをするとなると、A4サイズの比率と合わないので、難しいかと思います。 

下記がそのサンプルです。上下左右の余白の幅が異なるので締まりません。 

104-4

 

 

 

 

 

 

 

この場合、「白銀比」というA4、B5などの一般的な紙と同じ比率を用いると、「黄金比」よりは少しはバランスがよいようです。 

 

「黄金比」というと、「完璧」「計算し尽くされている」 印象があり、説得力があり、プレゼンの時はよいかもしれません。 

 

しかし、実際のところ、私自身、チラシやパンフレットをデザインする際は「黄金比」も「白銀比」も意識したことはありません。(結果として黄金比になっているということはあります。)

 

また、私の周りのデザイナーにも、意識して作っている人はいません。 

 

私が思うに、「黄金比」は一つのルールであって、こだわりすぎると、デザインが単調になることがあります。デザインのテイストなどに合わせて使い分けることが大切です。 

魔法の言葉「黄金比」 ~その70(1)~

「黄金比」、聞いたことはあるのですが。

私がまだ駆け出しのデザイナーの頃、親戚のおじさんにデザイナーをしているという話をすると、ピラミッドやミロのビーナス、たばこのショートホープの箱が 「黄金比」で構成されているので、永遠不滅のデザインだと聞かされました。

 

誰もがなんとなく聞いたことがある「黄金比」という言葉。 親戚のおじさんのように、デザインといえば「黄金比」と思う方も多いかもしれません。

 

では、「黄金比」という言葉は聞いたことはあっても、その意味をご存知ですか? 

 

簡単に説明すると、縦と横(短辺と長辺)の長さの比率なのです。1:1.168の比率になっています。 

104-1

 

 

 

 

 

黄金比を少し応用してみましょう。 

黄金比に下記の図のように正方形を重ねていきます。 

104-2

 

 

 

 

 

正方形の一辺を半径にして弧を描きます。 

104-3

 

 

 

 

 

この螺旋が「黄金螺旋」といいます。カタツムリの殻や台風、ひまわりの種の渦など、自然界でもこの「黄金螺旋」が多く見られます。 

ほんとに不思議なことです。

<その70 つづく> 

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