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想いを熱く語るミッションレター ~その61(2)~
ミッションレターはどのように載せればよいですか?
自分自身のこれまで歩んできた道や起業の経緯、使命、目的を書くことで、共感したお客さんがファン化することを狙った手紙「ミッションレター」の話のつづきです。
このミッションレターは、想いを熱く語ることになるのでボリューム満点の内容です。
ちなみに、私がHAT TOOL DESIGNのホームページに載せているミッションレターの文字量は2,900文字。原稿用紙7枚強にあたります。
この分量をA4サイズのチラシに載せてしまうと、肝心の宣伝するスペースがなくなってしまいます。
ミッションレターだけ単独で、手紙のようにプリントして同封するのがおすすめです。
長文なので読んでいただけるか心配ですが、ストーリーになっていれば案外スラスラ読めてしまうものです。
高額商品や滅多に買わない商品を購入した場合、後悔するお客さんが多いといわれています。
購入直後、3日以内にサンキューレター、その後、14日以内にミッションレターを送ることで、お客さんが「いい買い物をした!」「いい人から購入した!」ことを実感してもらえるでしょう。
また、購入していない見込み客の場合は、私のようにホームページにミッションレターを載せておくのもいいでしょう。
資料請求の際に、資料と一緒に同封するのも手なのです。
見込みのお客さんに、他社とは違う「熱」を感じてもらいましょう。
自分を語る「ミッションレター」の書き方に関しては、「ミッションレター 書き方」などのキーワードで検索すると、コツが出てきます。 参考にしてください。
想いを熱く語るミッションレター ~その61(1)~
熱い想いがお客さんになかなか伝わりません。
今回は、デザインの話ではなく、販促術の話をメインにお届けします。
「ミッションレター」とは何か、ご存知ですか?
自分自身のこれまで歩んできた道や起業の経緯、使命、目的を記載することで、共感したお客さんが
ファン化することを狙った手紙です。
HAT TOOL DESIGNの場合、プロフィールページがミッションレターの役割を果たしています。
http://www.hattool.com/profile
ホームページから初めてお問い合わせをいただいた方には、もう少し濃い内容のミッションレターページへのリンクを返信メールから促しています。
http://www.hattool.com/mission/
上記アドレスはメルマガの最後に記載しているURLで、「ハットツールデザインがデザインにこだわる理由とは?」と題して、私の実体験を通してこだわる理由を記載しています。
今までお問い合わせをいただいて、見積もりやご質問などの回答をメールで返信した場合、実は約半数は返信がありませんでした。
しかし、濃い内容のミッションレターページへリンクを促すようになって以降、返信がくるようになりました。
私の場合、お客さんとの最初の接触はメールが大半なので、電話や対面で直接、話をするより関係は気薄なものになります。
しかし、ミッションレターを通して、私の想いの深さ、本気度など「熱」を感じていただけるのです。
<その61 つづく>
「あ、いいな!」と思わせると、価格は関係なくなる? ~その60(3)~
POPを活用してみたいのですが。
価格は高いけれど、素材やデザイン性にすぐれた商品を販売する親友の販売手法の話のつづきです。
売場に立って、デザインや素材の説明をすれば、お客さんに商品の価値が伝わり、購入につながるのですが、その都度、自分自身でお客さんに商品説明をしなければ販売できないのは効率が悪すぎます。
親友の推しの商品であるハンカチやスカーフをいちいち広げて説明しなくても、デザインが見えたり、素材の良さがわかるようなPOPが売場に1枚あればよいのにと思ったのです。
ユニクロのTシャツ売り場を思い出してください。
Tシャツのデザイナーの紹介や、そのデザインにはどんな意味があるのかなどを説明したPOPを商品とともに設置してあったり、タグがついています。
デザイナーやデザインの詳細を知ることでグッとTシャツに価値が出て、愛着がわき、欲しくなってしまうのです。
POPを書くコツは、「ものすごくいいものを見つけたので、興奮気味に友達に紹介する」というシチュエーションを想像しながら書くのがよいとされています。
POPに関して、下記書籍を参考に。
売れる! 楽しい! 「手書きPOP」のつくり方 (DO BOOKS)