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文字の圧迫感を回避する方法 ~その48(2)~
見出しの入れ方を教えてください。
文章の間に見出しを入れることで、「文字が多い」という圧迫感を回避させるという話の続きです。
下は、学習塾のチラシです。
表や図解など情報量がとても多いのですが、小見出しを丸で囲んだり、下に色を引いたり、小見出しに番号をワンポイントデザインとして入れるなど、圧迫感を感じさせないように工夫しています。
そして、見出しを入れる場合、なるべく具体的に内容を書くことです。
例えば、
1.「小学生の英語授業について」
2.「ネイティブ英語+英文法を習得する小学生英語」
とあれば、
漠然とした1の見出しよりも、2の見出しの方が、書いてある中身が想像しやすいのです。
読んでもらう工夫は、相手への気遣いとも似てるかもしれません。
文字の圧迫感を回避する方法 ~その48(1)~
文字が詰まっているように見せないデザインを知りたいのです。
私がチラシを作成する際、特に心掛けていることがあります。 それは、「読んでもらうこと」です。
このことはよくメルマガやブログで取り上げていますが、文字がズラっと並んでいるとほとんど読んでもらえません。
これは単純なことのようで、なかなか難しいことです。
では、どれくらい文字が並ぶと圧迫感があるように思うのでしょうか。
私の場合、3~4行を目安にしています。
例えば、4行以上になる場合は、4行程度にまとまるように文章を編集しますが、それでもまとまらない場合は、
キリのよいところで1行の間を空けます。
読んでる途中の「息継ぎ」といった感じです。
それ以上の行数になる場合は、文章の横に写真やイラストを入れ込み、少しでも圧迫感を出さないように心掛けています。
さらに、圧迫感を回避する方法としては、「見出しを入れる」ことです。
見出しは、本文に何が書いてあるのか要約する役目がありますが、その他の役割としてはデザインにメリハリをつけてくれます。メリハリがつくことで文字の圧迫感はぐっと減り、読みやすくなります。
例えば、見出しの前にデザイン的に番号を振ったり、見出しの下に色を引くことで紙面のデザインに賑やかさや活気が出てきます。
<その48 つづく>
飛び込み営業でチラシを配る ~その47(2)~
飛び込み営業以外のやり方が浮かびません。
飛び込み営業で配るチラシを作ってほしいと依頼してくれた植木屋さんの話の続きです。
私自身の経験から、営業に長けた人でなければ素人が飛び込みで営業をやっても時間と労力、あとは精神的な苦痛を
強いるだけだと思っているので、飛び込み営業のためのチラシを作成することに二の足を踏んでしまいました。
しかし、植木屋さんと話をしていると、庭の話が大変興味深く、飛び込みで営業をしてあっさりあしらわれるのは絶対にもったいないと思いました。
そこで提案したことは、まず、アメーバーブログとYouTubeなどの無料で作成できるコンテンツで、ご自身の宣伝に力を入れてもらうことにしました。
そこで地固をして、それから独立です。
チラシはその後です。
結局、アドバイスだけをして、私がチラシを作成することはありませんでした。
私は、チラシを作ることはできますが、植木屋さんのことを考えると、その時点ではチラシを配るタイミングではなかったのです。
今は、インターネットで無料で宣伝ができます。しかし、スマホやパソコンでなければ、インターネットの宣伝を見ることはできません。
その点、チラシは不特定多数に宣伝ができるので、チラシでの宣伝はまだまだ効果的なのです。
チラシは印刷費がかかり、私のようなデザイナーに依頼すると、お金がかかってしまいます。 配り方をきちんと考えてから作成しないと、無駄になってしまうのです。
配り方のプランが決まっていなかったり、事業自体がまだ固まっていない場合は、まずは無料でできるアメーバーブログやYouTubeを使ってご自身で宣伝をやってみてはいかがでしょうか。
ただ、アメブロやYouTubeは、規則違反をするとアカウントを削除(いわゆる使用停止)される場合があるので、できるだけ早めに自社のホームページを作成してください。
その場合、私どもでも作成していますので、ご相談くださいませ!お見積もりは無料です。