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飛び込み営業でチラシを配る ~その47(1)~

飛び込み営業で配るチラシはどんなデザインがよいのでしょうか?

つい先日、相談にいらっしゃった方のお話です。

その方は腕に自信がある植木屋さん。「独立を考えており、チラシを持って庭のある家へ飛び込みで営業に行きたいので、そのチラシを作って欲しい」とのこと。

「うーん、、、」

 

実をいうと、私は素人の飛び込み営業は、勝算がないと思っています。 

というのも、私が会社に勤めていたとき、プリンターリースや宅配便、宅配水など飛び込みの営業マンがよく訪ねてきていたのですが、どの場合も決まって、値切られたり、無愛想に対応されて追い返されたり、本当に気の毒でした。 

 

また、私はフリーランスになってすぐのころ、仕事を増やそうと自分の作品ファイルを見てもらうためにインターネットで調べた出版社に電話をしたことがありました。 

 

電話口の相手が不審がっているのが声から伝わってきます。 

 

その後、5社ほど作品ファイルと履歴書を郵送しましたが、1社も届いたという返事もなければ、仕事の連絡も来たことはありません。 

 

今になってみれば、その通りだと思います。 

 

全く知らない人からいきなり作品ファイルや履歴書が送られてことは、少し気持ち悪いですよね。 

 

もっと多くの会社、たとえば何十社も送っていれば、なかにはタイミングが合って仕事につながった会社があったかもしれませんが、1ファイルを作るのに郵送費も込みで700円ほどかかってしまい、5社に送っても誰も相手にされないのですから、 私は早々にめげてしまいました。 

 

そんなこともあり、営業に長けた人でなければ素人が飛び込みで営業をやったとしても、時間と労力、さらに精神的な苦痛を強いられるだけと思っています。 

 

植木屋さんの話に戻ると、読んでもらえないことが想像できるチラシにお金をかけて作ってもらうのは私としても心苦しいです。

<その47 つづく> 

 

モニターの色と印刷の色を合わせる ~その46(2)~

色合わせに必要なのは、なんでしょうか?

モニターの色味を正確な発色になるように調整することを「キャリブレーション」といいます。

色の合わせ方の1つめとして、そのキャリブレーションを合わせる専門の機器で色味を合わすのが手っ取り早くて良いかと思います。

 調べてみると、アマゾンで安くて13,000円ほどで販売されているようです。私が探していた時は3万円もしていたのですが、ずいぶん安くなっていると思います。

 

そして2つめは、カラーチャートを使って、色を確認する方法です。

ちなみにカラーチャートは3,000円代で売っています。

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まずは、パッケージの色をカラーチャートに照らし合わせて、どの色に近いのか調べます。

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カラーチャートの色と照らし合わせた結果、今回の色を数値で表すと、

C(シアン)=0%

M(マゼンタ)=40%

Y(イエロー)=20%

K(ブラック)=0%

でした。

 

PhotoShopなどの画像編集ソフトで、パッケージ写真の色の数値を、先ほどのカラーチャートで照らし合わせた数値に色調補正をしながら合わせていきます。

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この場合は、アナログとデジタルを組み合わせて色を調整していくやり方で、photoshopなどの画像編集ソフトが必要となります。

 

photoshopが必要なのかと思ってしまった方もいらっしゃるかもしれませんが、最近はphotoshopとLightroomのセットが月々980円で使えるようになっています。

 

何十万円もかかっていたphotoshopが1年で12,000円弱で使うことができるのは、本当にすごいことだと思います。

 

この機会にphotoshopを使ってみてはいかがでしょうか?

 

新品の製品を同じように設定しても、モニターには個体差があり、キャリブレーションをしてもモニターを使い続けていくうちに少しずつ明るさが暗く変化していくものなのです。

 

色にシビアな現場の場合、なんと200時間に1回程度、キャリブレーションを定期的に行うとのこと。

 

モニタで映しだされる色はそれほど揺らぐものなので、カラーチャートを使った色合わせ法も知っているとモニタの色の違いに左右されにくくなります。 

モニターの色と印刷の色を合わせる ~その46(1)~

色を合わせるにはどうすればよいのでしょうか?

モニターで見た時は水色ですが、プリントアウトしたら薄紫色に出力された。そんな経験は誰もがあるのではないでしょうか?

印刷した時にどんな色になるのかが心配ということはありませんか?

 

例えば、商品をチラシなどに載せなければならないとき、デジカメで撮った写真の色が果たして実際の商品の色と合っているのか?

 

ファッションカタログなど、色をそのまま表現しなければならない場合、印刷所で色校正(試し刷り)を何度出しても、微妙に違うということもあります。

 

印刷所任せにせずに、デザイナーとして、きっちりデータの色味を合わせたいところです。

 <その46 つづく>

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