デザインを初めて依頼される方や慣れていない方だと、ちょっとした用語でも「?」と思うことが多いはずです。
私も気をつけているのですが、うっかり気づかずにお話しをしてしまうことがあります。
またご自分でデザインをされて、ネットの印刷屋さんに依頼するときは少なからず覚えておいた方が良いと思うデザインと印刷に関する用語集をご紹介しますね。 |
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あ行 |
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赤入れ(あかいれ)
デザインの修正のこと。
「赤が入る」とも言います。 |
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アミ点
新聞のシロクロ写真をよくみると、黒一色の「点」の集まりでできています。黒い部分は、点と点の間隔が狭く凝縮されており、白やグレー部分は点と点の間隔を広くとることで白やグレーに見せています。
写真をアミ点加工をすることによって、デザインに効果がでたりします。 |
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アートデレクション(アートデレクター)
デザインのコンセプトや方向性、また演出(デレクション)、クオリティー管理などをすること(人)です。
デザインの業界ではデザイナーを(実作業をある程度)経験してからアートデレクターになることが多いので、デザイナーの上司や師匠がアートデレクターになります。
ただ人数が少ないと、デザイナーがアートデレクターを兼ねることが多くなります。 |
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色校正(いろこうせい)
校正(こうせい)ともいいますが、本番の印刷をする前に写真や文字の色味をなどを確認するための試し刷りのことです。 |
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か行 |
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校正(こうせい)
色校正と言う場合もありますが、本番の印刷をする前に写真や文字の色味、文章に間違いがないかを確認するための試し刷りです。校正で見つかった修正を反映して、本番の印刷にのぞみます。
ハットツールでは、不要なお客さまも多いため基本は付けていませんので、必要な場合はオプションで付けられます。
色が厳密に再現したい!という方は、オススメします。 |
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kg(キログラム)
ここでいう「kg」は紙の厚さの単位です。重たければ重たいほど、紙が厚くなります。
参考までにハットツールでは、チラシは90kg、名刺は220kgとしていて、チラシより名刺の方が断然厚くコシがある紙を使っています。 |
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グレースケール
黒インクでデザインのことです。インクが黒1色しか使用しないので、フルカラー(CMYK)で印刷するよりも安価にできます。 |
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解像度(かいぞうど)
ちょっと難しくなるので簡単に書きます。
1インチのマス目の中にどれだけ(何個)、ドットが詰まっているかということです。
下記の画像(ウキペディアより)を見てもらうと、右にいくほどドットが詰まっていて、画像が鮮明になっています。
すなわち、ドットが詰まっているほど解像度が高いということになりきれいな画像になります。
ハットツールでは、掲載する写真やイラストは出来る限り大きいサイズのものをいただくようにお願いしています。 |
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コンセプト
ここでいうコンセプトはデザインの意味を指しています。
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さ行 |
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CMYK(シーエムワイケー)
カラー印刷するときの下記の4色を組み合わせて表現します。
C-シアン/ M-マゼンタ/ Y-イエロー / K-黒
プロセスカラーともいいます。 |
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責了(せきりょう)
修正後、責任を持って印刷所にデザインのデータを渡すということです。 |
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た行 |
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断裁(だんさい)
紙を仕上がりサイズに切ることです。 |
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トンボ
紙に印刷をして仕上がりサイズに切るときの目印です。
紙の角と中央についているのがそうです。
切るときに少しのズレが生じるので、3mm余裕を持っておくわけです。
↓トンボのアップ・3mm大きくしたところ

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特色(とくしょく)
CMYKのプロセスカラーで表現できない色を表現するために特別に調合された色のことです。
分かりやすい例としては、金や銀です。
よく使うのは、DICカラーといって大日本インキから発売されている色見本で印刷所にカラー番号を伝えます。
会社のロゴマークも印刷物によって色が変わらないように、DICカラーの番号で指定されているところもあります。 |
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な行 |
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入稿(にゅうこう)
完成したデザインデータを印刷所に渡すことです。 |
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のど
パンフレットや書籍など冊子物の綴じている部分です。 |
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は行 |
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表1
パンフレットなど冊子物の表紙のことです。
裏表紙が表4。
表1の裏面が表2。
表4の裏面が表3。 |
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フォント
文字の書体。 |
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フルカラー
CMYKの全ての色を合わせて表現すること。 |
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ら行 |
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ラフデザイン
デザインのご提案のことです。
要望をお聞きしながら、デザインを完成して行きます。 |
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