差がつくデザインの技メルマガバックナンバー

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【差がつくデザインの技】vol.49
『現場の写真を入れましょう』
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以前ある男性のクライアントさんの依頼で
チラシを作成しました。

仕事中と店内の写真を
チラシに載せてはどうかと提案しました。

すると、クライアントさんは
「男の私の仕事風景の写真を載せても
色気はないし、絵にならないですよ。
女性スタッフもパートだし、
写真を撮る時間が合わない」
とのこと。。。

また、店内の写真は
「部屋が畳なので、
写真映えしなくて恥ずかしい」
とのこと。。。

……。
実際にお客さんがきたらその畳の部屋に
お通ししているのに
写真に撮られて恥ずかしい部屋って…

なんとか、ご本人の顔写真だけ
いただくことができましたが
結局ほとんどが
かわいらしいイラストになりました。。。

チラシやリーフレット、パンフレットに
掲載する写真。

例えば、
マッサージなどの施述風景の
写真を載せたい場合、
自分で撮るとなると、

事前にお客さんにお願いして
チラシ掲載の了承を得ないとならないし、
カメラマンを同行させるか、
自分でカメラをセットして撮るか…
何かと面倒ですが

だいたいのクライアントさんは
頑張って撮ってこられます。

訪問マッサージリーフレットのデザイン作成

訪問マッサージの現場風景

でもときどき、
クライアントさんから
無料の写真サイトでいい感じの写真が
あるので、それを使うのはどうでしょう?や、
イラストにしてはどうか?
と、ご相談があります。

よほど、
お客さんに頼みにくいなら仕方ないですが
私としては、あまりおすすめできません。

そのようなことを言ってこられる
クライアントさんには
まず何のために、写真を載せるか?というとを
お話しさせていただいています。

それは、
あなたのお店やサービスを
これから利用していただく未来のお客さん
のためなんですよね。

実際に現場で撮られた写真と
無料の写真やイラストとは、
臨場感(リアリティ)が全く違ってきます。

専門学校のパンフレットデザイン

専門学校のパンフレット

また、どのような雰囲気のお店なのか、
またサービスなのかが
イメージが湧きやすく安心感を与え、
「これなら大丈夫そう」と
来店や利用する理由にもなるんです。

美容室の求人パンフレット

美容室の会社案内

本当にお客さんにきていただきたいのなら
まずは未来のお客さんに安心していただくこと。

そのためには自分の恥ずかしさを捨て、
チラシの掲載の了承をいただくために
お客さんに頭を下げて、
全部さらけ出して多くの方に
先に知っていただくことなんです。

中には、
そこまでやらないとダメですか?
と嫌がるクライアントさんも
いらっしゃいます。

今までと何かを変えたい!と思って
うちに依頼をしてこられたはずです。

たくさんの方に知っていただき
お店やサービスを利用してもらうには
時には、自分のプライドを捨てる
勇気も必要になってきます。

その勇気をだして取り組むからこそ
新しい道が開けて
方向性が見えてくるんですよね。

 

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