職人が営業するときにチラシに載せるべき内容5つのポイントを解説
職人が営業するときにチラシに載せるべき内容とは?
こんにちは。
女性目線のデザイン専門ハットツールデザインの女性デザイナーの松田です。
さて今回は、「職人が営業するときにチラシに載せるべき内容5つのポイントを解説」という内容をご紹介したいと思います。
YOUTUBE動画もアップ予定です。準備ができましたらこちらに掲載しますね。
チラシ営業をしたいけどチラシに何を載せたらいいのかわからない職人の方へ
さて、それでは「チラシ営業をしたいけどチラシに何を載せたらいいのか分からない」と思っている職人の方のために
「チラシに載せるべき内容」というテーマでお届けしたいと思います。
「技術や腕に自信はあるのに、それをアピールしたチラシができない」と思われている職人の方は多いと思います。
実は私もデザイナー歴20年の会社勤めのデザイナーで、毎日黙々とパソコンの前でデザインを作っていました。デザインのセンスや技術は絶対に負けない自信があり、30代中頃に会社を辞めて独立。独立して気づいたのが「営業」がいかに大事か。それまで営業と言えば、営業部が取ってきた仕事をしていたので営業なんてしたことありませんでした。だから当然のこと、初めの頃は仕事がなくて苦労の連続。出版社などに飛び込みで電話をしてデザインの実績ファイルやチラシを送る毎日。見ず知らずの無名のデザイナーに仕事の依頼なんて来るはずありません。
そこから一念発起「営業」と「集客」を学びはじめました。
そして分かったことは、こちらからお客さんを追いかけると足元を見られやすく価格競争に巻き込まれることが多い。だからこそお客さんの方から問い合わせをしてもらえるようにすることが大事になってくる。そのためには、チラシの「内容」が重要になってくるんですね。
腕や技術に自信はあるが営業経験が少ない職人がチラシに載せるべき内容とは?
営業経験の少ない職人が、お客さんの方から問い合わせをしてくるようなチラシにするにはどのような内容にするべきか?ご自身の実績・事例、業務の特徴を載せることは、考えつくかと思います。お客さんの方からお問い合わせをしていただくにはそれだけでは足りません。私の職人系のお客様に今までお作りして反応が高かったチラシの内容や、女性の目線からも踏まえて5つのポイントをご紹介したいと思います。
職人のチラシ営業に載せる内容【1.顔写真】
「え?顔写真?自分のこんな顔なんて見たいですかね?」と、私のお客様で言われる方がたくさんいます。無表情や強面の写真ではなく「笑顔の写真」を載せることがポイントなんですね。
私のホームページにも顔写真を載せておりますが、新規のお客様が数ある同じようなホームページの中から、うちのホームページへ問い合わせしてくる理由でダントツ1位なのが「私の顔が出てたから」。
ホームページだけでなく、チラシも同じことが言えます。特に女性は、私も含め「よく分からない=怖い」という感情になる人が多いです。男性も同じように、知らないところには行きたくないし、お金を払いたくないという人は多いと思います。
だからこそ、「私が担当します!お気軽にお問い合わせください!」というような笑顔の写真が載ってるだけで、「優しそう」「楽しそう」という感情が生まれ、安心できて信用につながり問い合わせになるんですね。
「写真を載せるのは恥ずかしい…」「そこまでしたくない…」と言って、載せない方も実際にはたくさんいます。だからこそ、チャンスなのです。ぜひ笑顔の顔写真を載せてみてくださいね。
職人のチラシ営業に載せる内容【2.会社やお店の中の写真】
「会社の中や店内の写真も!?」と思われるかもしれません。お店の場合は店内は必須ですが会社もです。社内で相談や打ち合わせをするならなおさら相談室や打ち合わせ室などの写真を載せてください。
これから「お願いしたい」と思うところが、どんな会社・お店の「雰囲気」なのかを知ることでチラシを見る人は安心します。顔写真のときにも書きましたが女性の場合は、「よく分からない=怖い」という感情になる人が多いので室内の写真は載せてくださいね。そのときに、もちろんですが散らかっているのは厳禁です。きちんとお掃除して、ちょっとした観葉植物などを置いて演出するのも良いと思います。
職人のチラシ営業に載せる内容【3.料金】
料金が表示しやすい業種の場合は、ぜひ掲載してください。料金が分からないだけで不安に思います。そのため問い合わせを躊躇したり後回しにされて、そのまま忘れてしまわれるケースがよくあります。
一方で料金を表示しにくい業種は、料金が載っているだけで差別化できます。例えば、私のいるデザイン業界もケースバイケースがあり料金を決めにくい業界です。ですが、私の場合は10年以上前から料金を公表しています。今でこそ、料金を公表しているところは増えましたが当時はライバルが公表してない分、一歩でもリードしたかったために思い切って料金を決めてしまいました。「料金が明確だったので安心して問い合わせた」と言っていただくお客様もたくさんいますので、「安心」していただくためには重要なことだと思います。
どうしても…載せられない…けど…という場合は、事例を書いて目安となる金額を書く。3つほど事例があると、料金体系のイメージがつくの安心していただけると思います。
職人のチラシ営業に載せる内容【4.流れ】
「注文したら商品を受け取る」というようなサービスの場合は、あまりこの「流れ」は必要ではないかもしれませんが、初回に壁があるサービスは、注文〜納品までの流れを載せると安心につながります。
「初回に壁があるサービス」とは…高額だったり、馴染みのないサービスになります。
お客様の心理としては、高額だからこそ失敗したくない、馴染みがないサービスだからこそどんなものか様子がイメージできず不安に感じてしまいます。
まさに私のデザイン制作サービスも、一番安い封筒デザインでもおよそ3万円する、高額&馴染みのないサービスです。
また、私どものお客様は販促物を作るのが初めてという方からのご依頼が多く、そのような初めての方でも十万単位のお金をお支払いいただいています。
自分では、日々の繰り返しの作業なので分かりきっていることですが、お客様の立場をよく考えると、見ず知らずの人がやっている、よく分からないサービスだということなのです。
そんなサービスのために
・高額のお金を支払いますか?
・悩みをさらけ出せますか?
・自宅にあげますか?
・密室で二人きりになりますか?
・大事な子どもを預けますか?
そう考えると、少しでも自分のサービスを知ってもらうことはとても大事になってきます。
だからこそサービスの流れを書くんですね。
職人のチラシ営業に載せる内容【5.問合せ、資料請求やホームページへの誘導】
チラシを読み終わり、「問い合わせしたい」「もっと詳しい情報を知りたい」ということがあります。そのために、お問い合わせの電話番号、ホームページ、地図を、どこに書いてあるか探さなくてもいいように目立つように載せることが必須です。電話番号近くには、営業時間を明記しておくと安心されます。
資料請求も同じです。資料を請求していただくことは、資料をお送りする住所や電話番号などをお聞きすることができる=見込み客の個人情報を得られるということになります。そのことで、他の商品やサービスのダイレクトメールでの営業も可能になるんですね。(個人情報の取り扱いにはご注意してくださいね)
また、最近ではチラシを見てホームページにアクセスし、より多くの情報を収集してから検討する人が多くなっています。チラシはサイズが決まっていますので載せられる情報も限られてしまいます。だからこそ、もっと詳しい情報を見ていただいて、お客さんに検討いただくように選択枠に入りましょう。そのためには、手軽にホームページにアクセスしやすいようにURLをQRコードにしたものを載せて、スマホから手軽にアクセスできるようにしたり、検索窓に検索1位で表示されるキーワードを入れてホームページへ誘導するのです。
今回のまとめ
さて今回は、職人が営業するときにチラシに載せるべき内容5つのポイントを紹介しました。
- 顔写真
- 会社やお店の中の写真
- 料金
- 流れ
- 問い合わせ、ホームページへ誘導
どれか1つで良いというわけではなく、それぞれの「安心」が少しずつ積み重ねなって問い合わせに繋がるわけなんですね。
とくに女性は「分からない」が「怖い」というマイナスの感情につながりやすいので、「安心してもらう」ということをテーマにしてチラシの内容を作られた方が良いかと思います。
ぜひ頑張ってくださいね!
当ブログではこれまで、営業に不慣れな職人のお客様のチラシなどを制作してきました。
女性デザイナーだからこそきめ細やかな目線で客観的にご提案をさせていただき、営業が上手くいくための女性目線のチラシを制作しています。
チラシを制作する際には、女性デザイナーが直接お話をお聞きしてデザインを制作しますので、チラシを作るのが初めての方や不慣れ、口下手の方でもニュアンスや言わんとする言葉をくみ取り、デザインの構成を組み立てていきますので上手く伝えられなくてもご安心いただけます。
もしご自身で「作るのが難しいな」」と思ったら、女性デザイナーの松田にご依頼くださいませ。