職人の営業 苦手な説明をパンフレットで。その内容と配り方のポイントを解説
職人の営業 苦手な説明をパンフレットで。その内容と配り方のポイント
こんにちは。
女性目線のデザイン専門ハットツールデザインの女性デザイナーの松田です。
さて今回は、「営業 苦手な説明をパンフレットで。内容と配り方ポイント」という内容をご紹介したいと思います。パンフレットを作った方がいいのか?と迷っている職人の方はぜひ参考にしていただければと思います。
YOUTUBE動画もアップ予定です。準備ができましたらこちらに掲載しますね。
技術や腕に自信があるからこそパンフレットは必要です
さて、それでは「営業が苦手な職人の方がパンフレットを活用するためのその内容と配り方」というテーマでお届けしたいと思います。
「技術や腕に自信はあるから、それを知ってもらたら信頼してもらえるのに…」とお思いになっている職人の方は多いかと思います。
だからこそパンフレットに高い技術や過去に携わった実績や事例を載せて、パンフレットに説明してもらうのです。
お客さんの立場からすると「情報をたくさん知る」ということは、「安心感」に繋がります。特に私も含めた女性は「よくわからない=怖い」という感情を抱きやすいため、情報をたくさん載せられるパンフレットは効果的な営業ツールになります。
私どものハットツールデザインに販促物をご依頼いただくお客様には職人系の方が多くいらっしゃいます。そのお客様の方々にお作りしたパンフレットを作る上でのポイントやそのパンフレットを使って上手く営業されている事例などを交えて、パンフレットを使った上手く営業するためのポイントをご紹介したいと思います。
営業先で読んでもらえるパンフレットの2つのポイント
せっかくパンフレットを作って営業先に渡してもゴミ箱行きというケースはよくあることです。パンフレットにご自身の高い技術の紹介や過去に携わった実績や事例を載せれば良いというものの、ただ並べただけでは見る方としては興味は湧きにくく「安心感」に繋がりにくいと思います。
まずは興味を湧いて読んでもらうために、これまで私がパンフレットを制作してきた経験から気をつけていることをご紹介したいと思います。
1.表紙のタイトル
まず表紙はパンフレットの顔となるところです。「中を開いてみようかな」と思わせるような表紙にすることが肝心です。
そのために大事なのが「タイトル」です。パンフレットのタイトルは「○○○○○のご紹介」「○○○○○○について」「○○○○の概要」など形式的なものである決まりはありません。だからといって奇をてらう必要はありませんが、例えば、これからパンフレットを読む方に向けて挨拶文や、このパンフレットに何が書いてあるのか簡単に説明した文章でもいいと思います。
↓↓↓
ほんのちょっとしたことですが、これからパンフレットを読む方への気遣いや優しさなどプラスの印象になるのが狙いです。
2.自己開示を少し入れる
「ん?自己開示?なに?」と思われていることでしょう。
自己開示とは「プライベートな情報を伝える」という行為です。
「えー!プライベートな情報をパンフレットに載せるの?変じゃない?」ときっとお思いになっているかもしれません。あくまでも「少し」載せるのです。
例えば、初対面の人に自分のプライベートな話をすると急に仲良くなったという経験はありませんか?それと同じことで、ご自身のプロフィールを入れるのです。
プロフィールといっても履歴書のような1997年○○大学卒などの箇条書きではなく、この職業についたきっかけや苦労した話などを少しでいいので載せるのがポイントです。読んだ人は感情移入をして、親近感を持ってくれるようになります。また、苦労を乗り越えて頑張っている人を応援したくなるものです。だからこその自己開示なのです。
「表紙」と「自己開示」この2つのポイントを踏まえて、高い技術や過去の実績や事例を掲載することで、パンフレットの印象はごろっと違ってきます。ぜひ、やってみてください。
パンフレットの配り方がものすごい大事。おすすめ2つの配布方法
パンフレットは本のように両手でページをめくって読みます。そのため読むのに手間がかかるのです。当たり前のことですが、みなさん本当にこのことを見落としています。よってチラシと同じような配り方、例えば駅前で配るような不特定多数に手渡したりポスティングすると反応が悪くなるのも当然のことなのです。
また、制作費用もチラシに比べて高い。そのためばらまくのではなく、できる限り読んでもらう確率が高い人に届けるのがポイントです。
そこで私のお客様で上手くいっている配布方法を2つご紹介しますね。
1.資料請求で申し込んできた方にパンフレットをお送りすること
資料請求で申し込んできた方は、情報を知りたいと思っていますので、読んでもらう確率がすごく高いのです。こちらの方からそのような人を探さなくてもいいように、チラシやホームページで「詳しくは資料請求へ」など誘導することが大切です。
そのようなチラシの作り方はこちらの記事をお読みください。
『職人が営業するときにチラシに載せるべき内容5つのポイントを解説』
また資料請求でもう一つメリットがあります。それはパンフレットを届けるために、住所や名前などをお聞きすることができる=見込み客の個人情報を得られるということ。そのことで、他の商品やサービスの案内をDM(ダイレクトメール)で送る営業も可能になるんですね。(個人情報の取り扱いにはご注意してくださいね)
2.どんなパンフレットなのか一言添えてからパンフレットを手渡す
「なんだそんなこと?」とお思いになられるかもしれません。いえいえ、あなどるなかれ…
私どものお客様で興味のありそうな会社に飛び込んで「新しいパンフレットができました、お時間のあるときに見てください」や「○○○という商品を載せています。よければ相談に乗りますのでお時間があるときにてもご連絡ください」など軽く一言添えて手渡。すぐ退出するという営業方法をおこなってる方がいらっしゃいます。(説明しようとせず、パパッとすぐ帰るのがミソとのことです)
何も言わずパンフレットを置いて帰るよりも、パンフレットを介して営業先の方たちとほんの少しでもコミュニケーションをとるために手渡しているということなのです。そのことで、顔見知りになる確率も高くなるというわけなんですね。
チラシと違いパンフレットは情報量がたくさん載せられますので、そうやって一言添えて手渡しすることでページを開いて中を読んでもらえる確率がぐんと高くなります。
今回のまとめ
今回は、「職人の営業 苦手な説明をパンフレットで。その内容と配り方のポイント」という内容をご紹介しました。
●読んでもらうためのポイント
1.表紙のタイトルを工夫する
2.自己開示を少し入れる
●配り方を工夫する
1.資料請求として配る
2.一言添えて配る
パンフレットにご自身の高い技術や商品、サービスなどを紹介し、さらに少し自己開示することによって人柄も知ってもらうことも可能になってきます。ただの情報を羅列したパンフレットではもったいない。口下手で営業が苦手な職人の方こそおすすめな営業ツールがパンフレットなのです。
ぜひ頑張ってくださいね!
当ブログではこれまで、営業に不慣れな職人のお客様のパンフレットなどを制作してきました。
女性デザイナーだからこそきめ細やかな目線で客観的にご提案をさせていただき、営業が上手くいくための女性目線のパンフレットを制作しています。
パンフレットを制作する際には、女性デザイナーが直接お話をお聞きしてデザインを制作しますので、パンフレットを作るのが初めての方や不慣れ、口下手の方でもニュアンスや言わんとする言葉をくみ取り、デザインの構成を組み立てていきますので上手く伝えられなくてもご安心いただけます。
もしご自身で「作るのが難しいな」」と思ったら、女性デザイナーの松田にご依頼くださいませ。