参考書によって意見が違うセンター揃え
こんにちは、女性デザイナーの松田です。
この記事を書くために、
様々な基本的なレイアウトの本を
参考に読んでいます。
このブログを読んでいらっしゃる方は、
レイアウトの参考書も読んでいるという方も
多いはずです。
だいたいは、同じことを書いていますが、
本によって意見が分かれて面白いなと思ったのが
「センター(中央)揃え」。
センター揃えは、
「可読性が低い」や「退屈なレイアウト」
などと言われていて、
あまりオススメされていなかったり、
一方では
「優雅」「上品」「格調が高い」など
言われていたり、、、
これって、迷いますよね。
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私の場合、センター揃えをするとき
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私は20年間ずっとデザイン一筋できて
デザインは学校や本で学ぶというより
現場で先輩デザイナーから学びました。
私の視点からいうと
センター揃えを使うのは
シチュエーションによって
使い分けています。
その使い分けを書いてみますね。
改めてセンター揃えの印象をいうと
堂々とした印象を受けませんか?
すなわち目立つということです。
悪くいえばオーソドックスな
印象ということになってしまいます。
私の場合、センター揃えにする
シチュエーションは、
・表紙
・招待状などの挨拶文
・キャッチコピー
・見出し
完結している文になりますね。
読み込む文章、すなわち長文には使わない
ということになります。
下は見出しを、左揃えとセンター揃えにした例です。
↓
このような本文が左揃えのレイアウトの場合、
参考書によっては見出しも左揃えの方が目線が流れやすく
読むのがスムーズと書いてあるのですが、
センター揃えの方が、
見出しが目に飛び込んできませんか?
スムーズに読ませたい場合、
見出しに注目してほしい場合などと
そのシチュエーションに応じて
センター揃えを設定した方が
よいのではないでしょうか。
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センター揃えで気をつけること
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【箇条書きの場合】
箇条書きに関しては
センター揃えだと左端が揃わないので
箇条書きの部分だけ
読みやすい左揃えにしないとなりません。
↓
センター揃えのポストカードのデザイン
●箇条書きの行がまちまちの場合どうする?
↓
一番長い行を基準にしてセンター揃えにすると
まとまります。
この場合、1の行に合わせて
センター揃えにしています。
↓
【三角形になる場合】
下のように行が三角形になってしまう場合。
↓
なんだかスターウォーズの
オープニングみたいに遠近感が出てしまいます。
不自然な感じがするので
頑張って行の長さをバラけさせてください。
↓
先にも書きましたが
私の場合、今のデザイン技術は
先輩デザイナーの技をマネしたり教えてもらったり
実際にデザインの現場から学びました。
デザインの基本の本を読んでみると
作業がきちんと言葉に記されているので
改めて気づかされることがたくさんありますね。
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