差がつくデザインの技メルマガバックナンバー

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【差がつくデザインの技】vol.57
『チラシのデザインを作成するソフトの話』
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今回は、リクエストをいただきましたので
プロのデザイナーがデザインを作成するときに使う
ソフトについてお届けしたいと思います。

使っているのは主に
Adobe Photoshop(アドビ フォトショップ)
Adobe Illustrator(アドビ イラストレーター)
の2種類になります。

この2種類のソフトを使って
チラシ、名刺、リーフレットなどの
1枚の紙のものを作成しています。

余談ですが、パンフレットのように
ページものになると
イラストレーターの代わりに
Adobe In Design(アドビ インデザイン)
というソフトを使うようになります。

今回は、チラシを作る仮定で
フォトショップとイラストレーターの
役割の話をしますね。

以前、
「フォトショップだけでチラシは作れますか?」
という質問がありました。

答えとしては、
作れないことはありませんが、
めちゃくちゃ手間がかかります(笑)

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作業によって使い分けるフォトショップとイラストレーター
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チラシを作る上での作業は
・画像を加工する
・レイアウトする(写真や文章を配置する)
という2つの作業になります。

画像を加工するときに使うのが「フォトショップ」。
レイアウトするときに使うのが「イラストレーター」。

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チラシを作る上でのフォトショップの役割とは?
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フォトショップでは、
例えばどうことができるかというと、、、

・画像の明るさを調整したり色を鮮やかにする
(顔色を良くしたり、暗い室内を明るくしたり、枯葉を緑にしたり)
・画像の合成
(顔写真はシミやシワを消す、曇り空を快晴に入れ替えるなど)
・画像の縦横サイズを縮小または拡大できる

下の画像は
建物と風船と青空をフォトショップで
合成しているんです。
↓こういうことが得意なソフトなんですね。

フォトショップで合成した画像

というように、
画像加工に特化したソフトなので
写真や文字の位置や大きさを自由に変えるのは
しにくいし手間がかかります。

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チラシを作る上でのイラストレーターの役割とは?
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イラストレーターでは、
例えばどうことができるかというと、、、

・画像や文字を配置する
・全体のバランスを見ながら
文字や画像のサイズを拡大、縮小できる
・文字を簡単に目立たせることができる
(影を入れる、袋文字にする、変形させる、書体を変えるなど)
・背景の柄を簡単に作れる
・ちょっとしたアイコン的な形が簡単に作れる
など、、、

その他にも、まだ役割はあるかと思いますが、
思いついたのはこんな感じです。

簡単にレイアウトできるので
全体のデザインのバランスを見ながら
感覚的に様々な情報を配置できます。

下記のチラシは、
画像の明るさや色味の調整はフォトショップでしています。
文字と写真のレイアウトと地図の作成は
イラストレーターを使っています↓

イラストレーターで作成したチラシ

ちなみに
画像を一切使わないチラシだったら
フォトショップは使わず、
イラストレーターだけで
チラシを作成することも可能です。

なので、チラシを作る場合、
どっちのソフトを先に覚えた方が良いかといえば
イラストレーターだと思います。

フォトショップは絵を描く延長の感覚に近いので
抵抗なく覚えていけますが、
イラストレーターは、まるで違う機能を
覚えていく必要があるので
混乱して挫折する方が出てきます。

まずは、
使い方を知る入門編のガイド本を購入して
慣れてきたら、実践編のガイド本を読みながら
覚えていくのが良いかと思います。

実践編の本の場合は、
合う合わないがあるので、だいたい2〜3冊買って、
その中から自分に合った本で勉強していく
というように私はしていました。

使いこなすには、
「1週間でマスターできる」て売ってる
本のようなことはないので
コツコツ焦らず勉強していくことしか
ないかと思います。

という私も、
イラストレーターの知らない機能が未だにあるので
全ての機能を完全に使いこなす必要はない
かと思います。

新年からイラストレーターを勉強するという方は
ぜひ参考にしてくださいね。

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