差がつくデザインの技メルマガバックナンバー

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【差がつくデザインの技】vol.54
『適度な余白とは?』
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デザインに慣れてる人がデザインしたか
そうでないかどうかは
「色使い」と「余白のとりかた」で
わかります。

色使いに対しては、
だいたい3色程度を使うとまとまりやすいと
よく言われています。

余白のとりかたは?というと
様々なケースがあるので、
こうしたら!というのが難しいんです。

なので、デザイナーの見習い時代、
目に付いたチラシやパンフレット、本などの
色んな余白を定規で片っ端から計っていた
時期がありました。

パンフレットや本は綴じているのを
分解して計ります。

手間はかかりますが、余白の目安が分かり
とっても勉強になります。

ということで、
余白をうまく取ることができれば
デザインのクオリティが格段にアップします。

今回は、
・外側の余白(マージン)
・囲み枠の余白
にしぼって解説しますね。

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外側の余白の場合
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適度な余白

よく紙のはしっこギリギリまでレイアウト
されているのを見かけます。

紙のはしっこギリギリまで
レイアウトしてしまうと
見る人に圧迫感を与えたり、
ごちゃっとした雑な印象を
与えてしまいます。

なのである程度余白をとって
レイアウトしていく必要があるんですね。

では、
どれくらいを目安に余白をとればよいのか?

紙のサイズと余白のサイズは
比例しています。

すなわち
紙のサイズが小さければ
余白のサイズも小さく、
大きければ余白も大きくなります。

B5、A4サイズの余白サイズは、
基本は1cmとして
7mm〜15mm程度を目安に
してみてください。

B4、A3、B3サイズの余白は、
基本1cmとして
10mm〜20mm程度を目安に。

名刺サイズのように小さいサイズになると、
基本的な余白サイズは5mmとして
3mm〜10mm程度を目安に。

また、A1、B2などポスターサイズになると
余白は15mm〜30mm程度を目安に。

それぞれ目安の余白サイズを書きましたが、
余白を少なくすると
たくさん情報も載せることができますし、
少なければ余白も大きくなります。

また、緊迫感や圧迫感をあえて出したい
デザインの場合は、極力余白を少なくした方が
いい場合もあります。

このようにデザインによって
余白のサイズは異なりますが
プレゼン資料やチラシやポスターなどを
デザインするとき目安としてくださいませ。

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囲み枠の余白の場合
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囲み枠の余白の取り方

上記のように囲んでレイアウトすることは
よくあるかと思います。

例えば、下の2つのレイアウトの場合、
AとBを見比べてみてください。

 

余白に余裕がある

余白なし

余白がないBの方が窮屈で
とても読みにくくないですか?

また、余白が無いだけで、とたんに
Bの方が素人が作ったデザインという印象を
受けませんか?

このような囲み枠の余白サイズは
使用している文字の1〜2文字程度を目安に
余白をとることをオススメです。

いかがでしたか?
今回は、適度な余白についてお届けしました。

パンフレットや本など綴じているものは、
また余白のとりかたが違ってきます。

先ほども書きましたが、
綴じているものを分解して計ってみることを
オススメします(^^)

適度な余白について少しはご理解いただけたでしょうか?

いざ自分でやってみて
「これくらいの余白でいいかも!」と思っても
「でも、ちょっと自信がない…」と
時間が経つと思ってしまうことありますよね。

この記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです。

それでも自分一人でデザインを作っていると
「自信がない…」と思ってしまう…

それを繰り返さない1番の解決策が
第三者に見てもらって感想をもらうことです。
(見せる相手はできれば少しでもデザインに慣れてる方がいいのですが…)

ちなみに一般的にプロのデザイナーでも
初めは先輩デザイナーや師匠デザイナーに
デザインを見てもらって余白の取り方などの指摘を受けて
適度な余白を自然に身につけていくんですね。

そんな見てもらえるような第三者がいないという場合は、
どうぞこちらへデザインをお送りください。

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