差がつくデザインの技メルマガバックナンバー
こんにちは。
女性デザイナーの松田です。
ハットツールデザインに
ご依頼いただくときの要望として多いのが
「親しみやすいデザインにしてほしい」
ということなんです。
「親しみやすさ」は、
商品本体が「親しみやすい」ということは
あまりなく、
商品以外のこと
例えば、
商品を使ってるシチュエーション、
商品を作っている様子、
店舗なら
お店のスタッフの笑顔や店内の雰囲気、
などを伝えることによって
親しみやすさを出すということになります。
これらのことを
文章で書くと伝わりづらくなりますね。
なので、文字ばっかりよりも
写真などのビジュアルを入れると
親しみやすくなるということが
あるんですね。
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親しみやすい写真の種類とは?
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下の写真は、
「緑の多い公園」をコンセプトにして
写真を選んでみました。
人間、動物、景色、物。
同じ写真であっても、
何が写っているかによって
公園の印象が全然違ってきます。
一般的には、人間の顔のアップが
一番訴求力が強く親しみやすいと
言われています。
また、最も訴求力が弱いのが
空や海などの景色で
人の心を落着かせてしまうんですね。
よって、親しみやすさをドーンと
アピールしたい場合は、
人のアップの写真を使うことを
オススメします。
1つ注意点として、
くれぐれも笑顔の写真に
してくださいね。
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写真とイラストの違い
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デザインに入れる画像を
写真かイラストかどちらがいいのか
迷ったことはありませんか?
下記は、架空の「大人のアウトドア教室」の
案内チラシになります。
※デザインは大急ぎで作ったので
ご勘弁を!(^^;;)
違いは、写真かイラストを使っているかと
いうことだけです。
AとBと比べてみると
Bの方が写真では出せない、
インパクトや親しみやすさ、気軽さが
より出ていると思いませんか?
鮮明なイラストは、
写真よりも強い印象を与える
といわれていますので、
「親しみやすさ」をだすのに
使う写真が空や海などの景色である場合は
イラストを使ってみるという選択も
いいかと思います。
ということで、
親しみやすいデザインにするための画像選び
についてお届けしましたがいかがでしたか?
チラシのメインビジュアルや
パンフレットやリーフレットの表紙を
「親しみやすく」したい場合、
このことを参考にしていただければ
嬉しいです。