差がつくデザインの技メルマガバックナンバー
女性デザイナーの松田です。
今年のハットツールの年賀状のデザインは
ぜいたくに金1色にしました。
市販されているプリンタでは、
金色は出力できないので
印刷屋さんに「金の特色」で
印刷をお願いすることになります。
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「特色」とは?
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DICカラーガイドという色見本があり、
色ごとに番号が振ってあります。
その色番号を印刷屋さんに伝えます。
今回の場合は「DIC620」という
番号を指定しました。
ちなみにDICカラーガイドを
お持ちでない人でも
色の指定できるように
番号を書いておきますので
参考にしてくださいね。
金色は2色あり
・青金(青ぽい金)がDIC620
・赤金(赤ぽい金)がDIC619
・銀色がDIC621
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ネット印刷で特色の印刷費を抑える2つのコツ
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私が駆け出しのころは、
特色の印刷は高かったのですが
最近はインターネットの印刷屋さんで
金色を刷ってくれるところがあるので
ずいぶん安く手軽にできるようになったんです。
【コツその1】
金1色のデザインにすること。
【コツその2】
両面印刷をする場合、
ウラの宛名面はモノクロ印刷にして
印刷費を抑えること。
上記の1と2のコツで
色数を少なくして印刷費を抑えます。
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印刷屋さんへの発注方法
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今回は、ハットツールデザインの年賀状を例に
印刷発注をご紹介します。
1.金色の面は黒1色でデータを作成して
DICカラーの色を指定します。
2.宛名面も黒1色でデータを作成します。
以上のデータを作成して
印刷屋さんの指示に従って
入稿してくださいませ。
ちなみに、ハットツールで
特色印刷を発注したことがあるネット印刷は
グラフィックさん。
他にも、キングプリンターズさんも
取り扱っているようですよ。
特にグラフィックさんは
用紙が豊富にそろっています。
紙見本は無料で郵送してもらえるので
興味のある方はぜひ取り寄せてみては
いかがでしょうか。