【売れるメニュー】「文字多め」でも高級感は出せる!客単価を上げる「上品デザイン」の仕掛けと写真の心理学

【売れるメニュー】「文字多め」でも高級感は出せる!客単価を上げる「上品デザイン」の仕掛けと写真の心理学

「お店の格を上げたいけれど、メニューがどうしても安っぽくなる」「文字情報をたくさん載せたいけど、ゴチャゴチャするのは嫌だ」そんなお悩みはありませんか?実は、紙の選び方と写真の配置ひとつで、メニューは「高単価でも注文される」魔法のツールに変わります。

こんにちは、販促物女性デザイナーの松田です。私はデザイナーとして30年、これまで累計2,100件以上の販促物のデザイン制作に携わってきました。

今回は、あるスペイン料理店様の事例をもとに、「上品で高級感のあるメニューデザイン」の作り方を解説します。イタリアンやフレンチなど、雰囲気重視のお店にも使えるテクニックですので、ぜひ動画と文章でチェックしてください。


紙の質感や、ページを開く順番に合わせた視線誘導について動画で解説しています。

手触りで「格」を伝える!マットPP加工の威力

このメニューの形状は「A3三つ折り」。テーブルサイドに立てたり、平置きにする一般的なサイズです。
まずこだわったのは、手に持った瞬間の「質感」です。

マットPP加工を施した上品なメニュー表紙
背景には薄っすらとまだら模様のテクスチャを入れ、深みを出しています。

表面には、テカリを完全に消した「マットPP加工」を施しています。安っぽい光沢を抑え、しっとりとした手触りにすることで、お客様に「このお店は単価が高いちゃんとしたお店だ」と無意識に感じさせることができます。

お客様の動きを計算した「視線誘導」レイアウト

メニューを開いた瞬間、お客様が迷わず注文できるように配置を計算しています。

ドリンクと前菜のメニューレイアウト
右面(巻き込み)にドリンク、左面(扉)に前菜を配置。

席に着いてまず注文するのは「飲み物」ですよね。パッと目に入る右面にドリンクを、その次に頼む前菜を左面に配置することで、スムーズなオーダーを促します。

「名物」だけを写真にする!注文誘導の心理学

さらにページを開くと、中央に「お店の名物メニュー(パエリア)」が目に飛び込んできます。

名物料理を大きく配置した中央面
一番売りたい商品を、一番大きく配置する。これが鉄則です。

このメニューの最大のポイントは、「写真は要所要所に絞り、文字を多めにする」ことです。

全てのメニューに写真を入れると、親切ではありますが「ファミレス(大衆店)」のような印象になりがちです。高級感を出すためには、あえて文字情報を増やし、「絶対に食べて欲しい名物」だけを写真でドン!と見せるのです。

文字と写真のバランスが絶妙な中面デザイン
文字が多いと読みづらくならないよう、小見出しや曲線のあしらいでリズムを作っています。

これにより、「写真が載っている=オススメなんだな」とお客様の心理を誘導し、お店側が売りたい(利益率の高い)商品へ注文を集中させることができます。

裏面は「次の来店」を作る広告スペース

メニューの裏面を「ただの裏表紙」にしてはいけません。テーブルに立てかけてある時、お客様の目にずっと触れる場所だからです。

宴会・パーティー案内を掲載した裏面
「あ、ここって3階で宴会もできるんだ」と知ってもらうためのスペースとして活用。

今回は「宴会・パーティーのご案内」と「個室の写真」を掲載しました。
食事中のお客様に「次は会社の宴会で使おうかな」と想像させることで、未来の予約(リピート)につなげる重要な広告スペースとして機能させています。

まとめ:デザインで「味」と「価格」の説得力を上げる

いかがでしたでしょうか?
「スペイン料理」に限らず、イタリアンやフレンチなど、雰囲気や世界観を大切にするお店において、メニューデザインは「価格の説得材料」になります。

ただメニューを並べるだけでなく、紙質、視線誘導、写真の枚数をコントロールして、お店の格を上げるデザインを目指してみてください。

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ハットツールデザインでは、30年の実績を持つ女性デザイナーが、お店のコンセプトやターゲット層に合わせ、「注文したくなる」「価格に納得できる」メニューを制作します。手書き風から高級感のあるデザインまで、幅広く対応可能です。