「1秒でゴミ箱」を防ぐ!ポスティング業者が本音で明かす、反応率をドブに捨てるチラシの共通点

「1秒でゴミ箱」を防ぐ!ポスティング業者が本音で明かす、反応率をドブに捨てるチラシの共通点

どんなに心に響くキャッチコピーを書いても、どんなに綺麗なデザインにしても、読む前に捨てられてしまっては1円の価値もありません。実はチラシには、内容以前に「配り方」を無視して作ったがために、物理的に捨てられてしまうという残酷な現実があるのです。

こんにちは、販促物女性デザイナーの松田です。私はデザイナーとして30年、これまで累計2,100件以上のチラシ制作に携わってきました。

先日、ポスティング(チラシ配布)を専門に行っている業者さんとお話しする機会がありました。そこで聞いたのは、「配布の質が悪いと、反応率はゼロに近づく」という衝撃の事実。そして、その原因は配布スタッフの腕だけでなく、デザイナー側の「配り方への配慮不足」にもあるというのです。

あなたのチラシが「読まれない」3つの物理的な理由

ポスティングされたチラシを、お客様が手にとってから「読むか・捨てるか」を判断する時間は1秒未満と言われています。その一瞬でゴミ箱行きを回避するために、プロが必ず実践している3つのポイントを整理しました。

チェック項目反応率を下げないための「掟」
1. サイズ選びA4は実は配りにくい!折らずに入る「A5」か、一回り大きい「B5」が現場の推奨。
2. レイアウト「半分に折られること」を前提に、折れ線の上に顔写真や重要文字を置かない。
3. 紙の厚さポスティング用なら「73kg(コピー用紙程度)」。厚すぎると折りにくく、クシャクシャの原因に。

掟1:サイズは「B5」以下がポスティングの正解

一般的にチラシといえばA4サイズ(210×297mm)が主流ですが、ポスティング業者さんの本音は違います。A4はポストに入れるには少し大きく、急いで配るスタッフが無理に押し込むと、端が折れたり雨に濡れたりするリスクが高まります。

もし情報量がそこまで多くないなら、そのままポストにストンと入る「A5サイズ」。情報量を確保したいなら、A4より一回り小ぶりで扱いやすい「B5サイズ」を選ぶのが、現場では最も確実に「綺麗な状態で届く」コツなのです。

掟2:「1秒」を左右する、折り目を計算したデザイン

B5サイズ以上のチラシは、ほぼ間違いなく二つ折りにされてポストに入ります。ここで多くのデザイナーがやってしまう失敗が、「折られた後の見た目」を無視することです。

  • シズル感たっぷりの料理写真のど真ん中に折り目。
  • 信頼が命の顔写真が半分に折れ曲がっている。
  • キャッチコピーが途中で分断され、意味が伝わらない。

二つ折りの状態で手に取った瞬間、何かが分からないチラシはそのまま捨てられます。折ったときに「上半分」だけで何かが伝わるようにレイアウトする。これがプロの技術です。

掟3:紙の厚さは「商品の価格」に合わせる

紙の厚さは「配布しやすさ」だけでなく、「お客様が感じる価格イメージ」にも直結します。ここを間違えると、狙ったターゲットに響きません。

  • 薄い紙(53kg〜68kg):水道修理、不用品回収など。「手軽さ」「安さ」を伝えたい大量配布向け。
  • 適度な厚さ(73kg):一般的なサービス。コピー用紙程度の厚さで、ポスティング時に折れにくく最もバランスが良い。
  • 厚い紙(110kg〜135kg):住宅、車、高級エステなど。重厚感と信頼感が出ますが、ポスティングには「折りにくい」という欠点も。

まとめ:チラシは「手元に届く瞬間」までがデザイン

どんなに美しいデザインでも、雨に濡れていたり、クシャクシャに丸まっていたりすれば、そのお店のイメージまで下がってしまいます。

ハットツールデザインが制作において「サイズ」や「紙質」にまで口を出すのは、あなたのチラシが「お客様の手に最も良い状態で届き、確実に読まれること」を最優先に考えているからです。

「配ったチラシをゴミにしたくない」
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せっかくの広告費をドブに捨てないために。ハットツールデザインでは、現場の状況まで考慮した「勝てるチラシ」を制作します。「どうサイズを決めればいいか分からない」「今のチラシの反応が悪い」という方は、ぜひ一度ご相談ください。