「版代無料」が必ずしも最安とは限らない?30年のプロが教える、Tシャツ作りで損をしない業者の選び方

「版代無料」が必ずしも最安とは限らない?30年のプロが教える、Tシャツ作りで損をしない業者の選び方

イベントやスタッフユニフォームでオリジナルTシャツを作りたいけれど、ネットに業者が多すぎてどこを選べばいいか分からない……。そんな悩みはありませんか? 業者さんによって料金設定の仕組みが違うため、作る枚数によって「本当にお得な業者」は変わるのです。プロが現場で見極めている、賢い業者選びのポイントを公開します。

こんにちは、販促物女性デザイナーの松田です。私はデザイナーとして30年、これまで累計2,100件以上の販促物のデザイン制作に携わってきました。チラシだけでなく、実はTシャツ制作のご依頼もたくさんいただきます。

今回は、お店で売られているような高品質なTシャツを、「いかにお得に、納得感を持って作るか」に絞って、プリント料金の仕組みと業者選びのコツをお話しします。

意外と知らない「Tシャツ代」3つの内訳

お店で売られているTシャツのほとんどは「シルクスクリーン」という手法で印刷されます。この料金は、主に以下の3つの合計で決まります。

項 目計算のルール
1. Tシャツ本体代素材や厚みによって変動。単価 × 枚数。
2. プリント代インク代。単価 × 枚数。
3. 版代(ばんだい)【重要】印刷するための「型」の代金。サイズと色数で決まる。

特にコストを左右するのが「3. 版代」です。1色につき1つの版が必要なため、2色なら2版分、表と裏に印刷するならさらに倍……と、ここの設定が業者さんによって大きく異なります。

Tシャツプリントの版代の解説
プリントの面積が大きくなるほど、通常は版代も上がっていきます。

「版代無料」の仕組みを正しく知る

ネットでよく見かける「版代無料!」というプラン。これは決して嘘ではなく、業者さんの企業努力ですが、その分Tシャツ本体代やプリント単価が少し高めに設定されていることが一般的です。

つまり、「版代無料」は「少ない枚数(数枚〜数十枚)を作る人」にとっては非常にありがたい仕組みですが、「100枚、200枚とたくさん作る人」にとっては、1枚あたりの単価が割高になり、合計金額が高くなってしまうこともあるのです。

プロの結論:枚数で選ぶ「100枚の法則」

30年の経験から導き出した、最も納得感のある業者の選び方の目安はズバリこれです。

  • 100枚以下なら: 「版代が一律料金」または「無料」の業者(少枚数に強い)
  • 100枚以上なら: 「版代がサイズで変動」するが「単価」が安い業者(大量注文に強い)

限られた予算の中で最高の一枚を作るのは、デザイナーの大切な仕事ですので、プリント事例をよく見て、気になることは電話やメールで確認してくださいね。

まとめ:仕組みを知れば、もっと自由にデザインできる

Tシャツ作りは、デザインと同じくらい「仕組み」を知ることが重要です。自分の作りたい枚数に合わせて最適な業者さんを選べれば、予算を抑えつつ、より良い素材やデザインにこだわることができますよ。

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