和食・居酒屋のメニュー刷新!手書き文字で「個人の温かみ」を演出するプロの技|焼き鳥屋の事例
和食店や居酒屋、特に歴史ある個人店のメニュー刷新において「手書き文字」は、既存フォントには出せない圧倒的な「温かみ」と「こだわり」を演出する最強の武器になります。お店の歩みを、文字に体温を込めて伝えてみませんか?
こんにちは、販促物女性デザイナーの松田です。私はデザイナーとして30年、これまで累計2,100件以上の販促物のデザイン制作に携わってきました。
先日、創業42年の地元で人気な焼き鳥屋さんから、メニューデザインの一新についてご相談をいただきました。テレビや雑誌にも取り上げられ、平日のお仕事帰りから土日のファミリーまで賑わうというお店。老舗の風格を保ちつつ、温かみと親しみやすさを出すにはどうすればいいか?私がアドバイスさせていただいた内容と、手書き文字の活用術を詳しくお伝えします。
【相談事例】老舗の歴史と「親しみやすさ」を両立させるには?
地元に愛されて42年。お店の歴史はそれだけでお客様の安心感に繋がります。しかし、デザインを一新する際に「ただ新しくきれいにする」だけでは、長年通ってくれるお客様が寂しさを感じてしまうこともあります。そこで私は、以下の具体的なアイデアをご提案しました。
- 歴史をページに組み込む: オープン当初のお店や近隣の風景写真を背景にあしらい、お店の「物語」を伝える。
- 手書き毛筆の採用: 既製フォントでは出せない「人の温もり」を出すために、メニュー名を毛筆にする。
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実際のデザインは構成やレイアウトで大きく変わります。制作事例はこちら
意外な盲点!「手書き風フォント」がデザインを邪魔する理由
今のパソコンには数多くの「手書き風フォント」が入っていますが、実は個性が強すぎて、デザイン全体の雰囲気に「合いにくい」という特性があります。

例えば、黒ベースの高級なデザインなのにフォントが幼かったり、ポップな雰囲気なのに書体だけが重々しかったり……。こうしたミスマッチを防ぐため、ハットツールでは「実際に手書きをする」手法をとっています。
【実務公開】手書き文字をデジタル化するプロの工程
筆圧や「にじみ」を活かすため、ペンタブレットや、時には本物の筆と墨を使って半紙に書きます。それをメニューに組み込むための工程を公開します。
| ステップ | 使用ソフトとプロのこだわり |
|---|---|
| 1. 取り込みと修正 | スキャナーで取り込み、Photoshopで不要なゴミを丁寧に取り除く |
| 2. パス化処理 | Illustratorの「ライブトレース」で、拡大しても美しさを保つベクターデータへ変換 |
| 3. デジタル完成 | これでデジタル文字と同じように、自由な配置や配色が可能になります |

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【重要】手書き文字を使いこなすための注意点
手書き文字は個性が強い「主役級」の要素です。だからこそ、多用しすぎると画面が雑に見えたり、圧迫感を与えてしまうことがあります。バランスを保つためのポイントは2つです。
- 「要所」で使う: 見出しや、特におすすめしたいメニュー名だけに限定して使う。
- フォントと組み合わせる: 小さな解説文などはゴシックや明朝にし、読みやすさ(可読性)を最優先にする。

まとめ:手書きは「あなたの想い」を届けるおもてなし
30年のキャリアで多くの現場を見てきましたが、最後にお客様の心を動かすのは「きれいなレタリング」ではなく、店主がお客様を想って書いたような「体温のある文字」です。完璧である必要はありません。一生懸命書かれた一文字が、老舗の新しい歴史を作ってくれます。
メニュー刷新にお悩みでしたら、ぜひ「手書き」というスパイスを取り入れてみてください。お客様にあなたの想いがもっと伝わるようになりますよ。
手書き飲食店のメニュー制作をご検討中の方へ。お気軽にご相談ください。
ここで紹介したコツはあくまで基本です。実際の制作では貴社の強みやターゲットの心理に合わせた『売れる動線』でデザインします。女性デザイナーの松田が直接話をお伺いして、女性目線の細やかなデザインで、あなたの想いを形にします。
【自分でコツを身につけたい】
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