「なぜその色?」に即答できますか?感覚派を卒業し、一発で信頼を勝ち取る「コンセプト」の言語化術
自信作を見せたのに、クライアントや上司の反応が薄い……。「なんかイメージと違うんだよね」と曖昧な理由でボツになる。もしそんな経験があるなら、足りないのはデザイン力ではなく「言葉にする力(コンセプト)」かもしれません。
こんにちは、販促物女性デザイナーの松田です。
駆け出しのデザイナーさんや、社内でデザインを担当している方からよく聞く悩み。それは「一生懸命作ったデザインが通らない」というものです。
実は、プロとアマチュアの決定的な違いは、作ったデザインを「なぜ、そうしたのか?」と言語化して提案できているかどうかなのです。
デザインは「見た目」だけでは伝わらない
あなたはデザインを提案する時、「A案とB案を作りました。どちらがいいですか?」とだけ言って見せていませんか?

厳しいことを言いますが、それでは「私の作品の感想を聞かせてください」と言っているのと同じです。
デザインの裏側には、デザイナーが考え抜いた膨大な「意図」があるはずです。
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- ターゲットは30代主婦だから、あえて彩度を落とした
- 競合が青なので、目立つように暖色系にした
- 視線の流れを考えて、問い合わせボタンを右下に置いた
- 折り目にかかっても読めるように配置を工夫した
これらの「思考のプロセス(=コンセプト)」を自分の頭の中だけにしまっておかないでください。言葉にして伝えない限り、相手には1ミリも伝わりません。
なぜ「言葉」にするとデザインが通るのか?
コンセプトをきっちり伝えると、デザインの採用率は劇的に上がります。その理由は2つあります。
1. 「好き嫌い」の議論にならないから
何も説明がないと、クライアントは「好きか嫌いか」という主観だけで判断します。しかし、「ターゲットに信頼感を与えるために、この青を使いました」と説明すれば、「目的に合っているか」という客観的な判断に変わります。
2. 担当者が社内で説明しやすくなるから
これが非常に重要です。あなたがデザインを渡した担当者は、その上司や他部署に承認をもらわなければなりません。
その時、コンセプト(意図)が明確であれば、担当者があなたに代わって「このデザインはこういう狙いがあるんです」と社内を説得できるのです。
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口頭はNG!必ず「書類」にすること
では、どう伝えればいいのか?
一生懸命、口頭でプレゼンするのも良いですが、おすすめは「コンセプトシート(書類)」として渡すことです。
口頭の説明は記憶から消えますが、書類は残ります。時間が経ってから見返した時にも、「ああ、そういえばこういう理由だったな」と思い出してもらえます。
そして何より、コンセプトを文章に書き起こすことで、あなた自身の頭の中が整理されます。
「なんとなく」で作っていた部分がなくなり、デザインの強度がグッと増します。実際、コンセプトを書いているうちに「あ、こっちのデザインの方が正解だ」と気づき、案を作り直すこともプロの現場ではよくあることです。
まとめ:「説明できる」だけでデザイナーの価値は変わる
きれいな絵を作るだけならオペレーターです。
「なぜこのデザインなのか」を言語化し、相手を納得させて初めて「デザイナー」の仕事と言えます。
もし、あなたが今、「自分のデザインに自信がない」「いつも説得できずに負けてしまう」と感じているなら、デザインソフトの使い方の前に、「プロの思考法」を知る必要があります。
女性目線のデザイン制作を承っています。ご検討中の方は、お気軽にご相談ください。
ここで紹介したコツはあくまで基本です。実際の制作では女性デザイナーの松田が直接話をお伺いして、女性目線の細やかなデザインで、あなたの想いを形にします。
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