【プロが教える】親しみやすいデザインの画像選び|写真とイラストの使い分け

親しみやすいデザインにするための画像選び|プロが教える写真とイラストの使い分け

親しみやすさをデザインで表現したいなら、空や海などの「景色」よりも「人の笑顔のアップ」を選ぶのが最も効果的です。また、より気軽さを出したい場合は、写真よりも印象の強い「イラスト」を活用するのもプロの技です。

こんにちは、販促物女性デザイナーの松田です。私はデザイナーとして30年、これまで累計2,100件以上の販促物のデザイン制作に携わってきました。

ハットツールにご依頼いただく際、最も多いご要望が「親しみやすいデザインにしてほしい」というものです。実は、商品そのものに親しみやすさを出すのは難しく、多くの場合「画像選び」でその雰囲気を作っています。今回は、どのような画像を選べば「親しみやすさ」をドーンとアピールできるのか、その判断基準をお話しします。

被写体によって変わる!写真の「訴求力」ランキング

同じ「公園」をテーマにした写真でも、何が主役として写っているかによって、受け取り手が感じる印象は全く異なります。一般的に、人間の心理に基づいた訴求力の強さは以下の通りです。

 

訴求力の強さ被写体の種類心理的な効果
【最強】人間の顔(特に笑顔)最も親近感がわき、自分事として捉えやすい
【中】動物、特定の「物」興味を引きやすく、特定のイメージを定着させる
【弱】空、海、広大な景色心を落ち着かせるが、親しみやすさの訴求力は弱い
被写体による印象の違い
左から「景色」「動物」「人」。人のアップ、しかも笑顔であるほど親しみやすさは増します。

写真とイラスト、どっちがいい?(A/B比較)

「大人のアウトドア教室」という架空の案内チラシで、写真(A)とイラスト(B)の違いを比較してみましょう。画像選び一つで、受ける印象の「深さ」がこれだけ変わります。

A:写真版
現地の空気感は伝わりますが、景色のみだと少し落ち着いた(訴求力が弱い)印象になります。

B:イラスト版
写真よりもインパクトがあり、気軽さや楽しさがより強調されます。

鮮明なイラストは、写真よりも強い印象を与えるといわれています。もし、手元にある写真が景色などで訴求力が弱い場合は、あえて「イラスト」を使ってみるという選択肢も、親しみやすさを出すのに非常に有効です。

まとめ:画像1枚でチラシの「顔」が決まる

チラシのメインビジュアルやパンフレットの表紙を「親しみやすく」したいなら、まずは「笑顔の人」が写っているか、あるいは「親しみやすいイラスト」が使われているかをチェックしてみてください。30年の制作経験の中でも、この視点で画像を選ぶだけで、お客様の反応はガラリと変わります。

文章で「親切です」「アットホームです」と説明するよりも、1枚の適切な画像の方が、何倍も雄弁にあなたのビジネスの魅力を伝えてくれますよ。

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