【プロ直伝】デザインの適度な余白は何mm?チラシ・名刺の目安を徹底解説|差がつくデザインの技

デザインの質を変える「適度な余白」の正体|A4チラシから名刺までプロの数値を公開

デザインに慣れているプロと、そうでない人の決定的な差。それは「色使い」以上に「余白のとりかた」に現れます。

こんにちは。実戦で使える販促デザインを30年以上追求してきた、女性デザイナーの松田です。

「色使いは3色程度にまとめればいい」という基本は知っていても、余白に関しては「なんとなく」で決めていませんか?実は、プロの現場には「迷ったらこれ!」という具体的な数値の目安が存在します。

今回は、私がデザイナー見習い時代に、街中のチラシやパンフレットを定規で測りまくって導き出した「適正な余白の正解」を公開します。

1. 【サイズ別】外側余白(マージン)の目安一覧

紙の端ギリギリまで要素を配置してしまうと、見る人に圧迫感を与え、雑で「ごちゃっとした」印象を与えてしまいます。デザインのクオリティを上げるなら、以下の数値を目安に設定してみてください。

用紙サイズ基本の余白目安の範囲
名刺サイズ5mm3mm 〜 10mm
B5・A4サイズ(チラシ等)10mm7mm 〜 15mm
B4・A3・B3サイズ15mm10mm 〜 20mm
A1・B2サイズ(ポスター)20mm15mm 〜 30mm

※「高級感を出したい時は広く」「情報を詰めたい時は最小限(3mm)」など、目的に合わせて調整してください。

2. 囲み枠の余白は「1〜2文字分」空ける

枠の中に文字を配置する際、最も多い失敗が「枠線と文字が近すぎる」ことです。これは一瞬で素人っぽさを露呈させてしまいます。

適切な余白があるデザイン例
左:適切な余白(1文字分以上)がある場合
余白がない窮屈なデザイン例
右:余白がなく窮屈な印象を与える場合

コツは、「使用している文字の1〜2文字分」の余白を枠の内側に作ること。これだけで、デザインが驚くほどスッキリと整理され、可読性が向上します。

3. 迷ったら「分解」して測ってみよう

パンフレットや雑誌など、ページ数があるものの場合は、綴じ側(ノド)に多めの余白が必要です。一番の勉強法は、自分が「いいな」と思ったデザインを定規で実際に測ってみることです。

手間はかかりますが、この「数値の体感」を積み重ねることで、自分の中に「正解の物差し」ができてきます。

デザインの「適正な余白」をマスターして、
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