【プロが回答】デザイン用PCはWindowsとMacどっちがいい?失敗しない選び方

WindowsとMacどっちでデザインすればいい?プロが教えるOS選びの正解

結論から言うと、デザインはWindows・Macどちらのパソコンでも問題なく行えます。大切なのは「どのOSを使うか」よりも、印刷したときの色ズレを防ぐ「色の設定」にあります。

こんにちは、販促物女性デザイナーの松田です。私はデザイナーとして30年、これまで累計2,100件以上の販促物のデザイン制作に携わってきました。

手で触れられる「物」として残るグラフィックデザインの仕事が大好きで、30年この道を歩んできました。今回は、初心者の方が必ず通る「WinかMacか」という疑問に、現場の経験からお答えします。

【徹底比較】Windows vs Mac デザインでの違い

グラフィックデザイナーの多くがMacを使っているのは事実です。しかし、最近はWindowsでも不自由なくデザインができるようになっています。それぞれの特徴を整理しました。

比較ポイントMacWindows
業界シェア圧倒的に多い。データの受け渡しがスムーズ増加中。ネット印刷の入稿も全く問題なし
コスト高めだが、リセールバリュー(売却価格)が良い比較的安価。同じ予算ならスペックを高められる
フォント・色伝統的にカラーマネージメントに優れている最新OSではMac遜色ない管理が可能に
主要ソフトAdobe系ソフトは全て対応Adobe系ソフトは全て対応

OS選びよりも重要な「色の落とし穴」

デザインを作成する上で、実はOSよりもずっと大切なことがあります。それは、「モニターで見ている色と、印刷された色が一致しているか」という点です。

例えば、お洋服や料理のチラシ。モニターでは美味しそうなオレンジ色に見えていたのに、印刷したら寒々しい青っぽい色になってしまったら……。これは商品の売れ行きを左右する重大な問題です。

必須設定「キャリブレーション」を忘れずに

出荷されたばかりのモニターは、映像が綺麗に見えるように「明るく青白く」設定されています。しかし、印刷物はそれよりも「暗く暖色系(黄色め)」に仕上がる傾向があります。

色の見え方の違い
キャリブレーション(色調整)を行わないと、モニターは青白く(上)、印刷物は黄色く暗く(下)なります。このギャップを埋めるための調整が「キャリブレーション」です。

WindowsでもMacでも、本格的にデザインを仕事にするなら、OSの種類にこだわる前にまずモニターの設定を見直してみましょう。こうした細かな設定の積み重ねが、最終的なデザインのクオリティを左右します。

まとめ:好きな道具で「残るデザイン」を作ろう

私自身、ゲーム会社やWEBデザイナーの経験を経て感じているのは、グラフィックデザインの最大の魅力は「手に取れる喜び」です。WindowsでもMacでも、あなたが一番使いやすいと感じるパソコンを選んでください。

道具の準備が整ったら、あとは思い切りデザインを楽しむだけ。あなたのイメージがそのまま形になる快感を、ぜひ味わってみてくださいね。

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