「説明が分かりにくい」と言わせない!複雑な料金や仕組みを一瞬で伝える「図解」の4つの鉄則

「説明が分かりにくい」と言わせない!複雑な料金や仕組みを一瞬で伝える「図解」の4つの鉄則

「何度説明してもお客さんがポカンとしている」「資料が文字だらけで読んでもらえない」。そんな時は、説明能力ではなく「図にする力」が足りていないのかもしれません。絵心がなくても大丈夫。丸と矢印だけで、あなたの説明は劇的に分かりやすくなります。

こんにちは、販促物女性デザイナーの松田です。私はデザイナーとして30年、これまで累計2,100件以上の販促物のデザイン制作に携わってきました。

以前、私が携帯電話の機種変更をした時のこと。店員さんが口頭で料金プランを説明してくれたのですが、複雑すぎて全く頭に入ってきませんでした。しかし、店員さんが紙に「図」を書いてくれた瞬間、「あ、なんだそういうことか!」と一発で理解できたのです。

言葉では伝わらないことも、「図(ビジュアル)」にすれば一目瞭然になります。今回は、チラシやプレゼン資料で使える「伝わる図解」の書き方を解説します。

文字で書くより「図」にすべき2つの場面

何でも図にすればいいわけではありません。特に以下の2つのケースでは、文章よりも図の方が圧倒的に伝わります。

  • 2つ以上のものを比較する時(AプランとBプランの違いなど)
  • 仕組みや関係性を説明する時(誰から誰にお金が動くかなど)

例えば、「走行運賃と介助料金1000円の合計がご利用料金となります」という文章。これを図にするとこうなります。

料金の仕組みを図解した例
「何と何を足すのか」が直感的に分かります。

いかがでしょうか?パッと見ただけで意味が分かりますよね。
図を書くのに「絵心」は不要です。丸・四角・矢印・プラス・マイナスといった単純な記号を組み合わせるだけで十分なのです。

誰でも書ける!「伝わる図」4つの鉄則

では、具体的にどう書けばいいのか?プロが意識している4つのポイントをご紹介します。

1. 目的を決める(何を伝えたい?)

「手順を教えたいのか?」「違いを比べたいのか?」
まずはゴールを明確にしましょう。ここがブレると、何が言いたいのか分からない謎の図になってしまいます。

2. 「スタート地点」を目立たせる

複雑な図を見た時、「どこから見ればいいの?」と迷った経験はありませんか?
入り口で迷わせたら、その図は失敗です。「ここから見てください」という合図を必ず入れましょう。

スタート地点を強調した図
色を変えたり大きくしたりして、視線の入り口を作ります。

3. 「視線の流れ」を作る

人の視線は勝手には動きません。こちらが誘導してあげる必要があります。

  • 上から下へ
  • 左から右へ
  • 中央から外へ

矢印などを使って、順番通りに見てもらえるようレールを敷きましょう。

視線の流れを矢印で示した図
矢印があるだけで、脳が勝手に順序を理解してくれます。

4. 「変化」を強調する

Before/Afterなどの変化を見せたい時は、共通の部分と変わった部分を対比させます。

変化を分かりやすく表現した図
色を変えるなどして、「何が変わったか」を一瞬で伝えます。

まとめ:図を書くことは「情報を整理する」こと

図を書こうとすると、「あれ?ここの仕組み、どうなってるんだっけ?」と自分の理解不足に気づくことがあります。
つまり、図解をすることは、相手に伝えるためだけでなく、自分自身の頭の中を整理するためにも最強のツールなのです。

文字だけの資料で伝わらない時は、ぜひ手書きのマルと矢印から始めてみてください。

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