【プロが回答】リーフレットの紙の厚さは110kgが正解?チラシとの違いや失敗しない選び方

リーフレット(折りチラシ)の紙の厚さの目安は?プロが110kgを推奨する理由

「デザインはできたけれど、紙の厚さはどれくらいがいいの?」「薄すぎて安っぽくなるのは嫌だけど、厚すぎるとコストが心配…」そんな悩みはありませんか?

こんにちは。実戦で使える販促デザインを30年以上追求し、累計2,100件以上の制作に携わってきたデザイナーの松田です。

実は、リーフレットにおいて「紙の厚さ」は、デザインと同じくらい重要です。今回は、多くの現場を経験してきた私が辿り着いた、失敗しない「紙の厚さの正解」を具体的にお伝えします。

1. チラシとリーフレットで「厚さ」を変えるべき理由

検索をすると「チラシの厚さ」についての情報はたくさん出てきますが、私はチラシとリーフレットは似て非なるものだと考えています。

  • チラシ: 瞬時に「目に留まる」ことが目的。ポスティングや新聞折込など、大量配布が前提のため、薄い紙(55kg〜90kg)が一般的です。
  • リーフレット: パンフレットのように「読み物」として扱われ、信頼感を与えることが目的。そのため、チラシよりもワンランク厚い紙を選ぶのがプロの鉄則です。

【一目でわかる】紙の厚さ(kg)の比較表

厚さ(連量)質感の目安主な用途
55kg 〜 70kg薄い、コピー用紙程度折込チラシ、大量ポスティング
90kg標準的なチラシの厚さチラシ全般、カタログの本文
110kgしっかり、高級感ありリーフレット、会社案内
135kg以上かなり厚い、ハガキに近いポストカード、高級パンフの表紙

2. ハットツールが「110kg」を強く推奨する理由

ハットツールデザインでリーフレットを制作する際、最も多く採用しているのが110kgです。その理由は2つあります。

一つは、手に取った時の「安心感」です。ペラペラのチラシとは違う「読み物」としての質感を出すには、110kgがベストな選択です。もう一つは、「折り加工」との相性です。110kgは、二つ折りや三つ折りにした際、かさばりすぎず、かつペラペラしない「ちょうどいい厚さ」に仕上がります。

3. 要注意!厚すぎる紙で起こる「背割れ(紙割れ)」の恐怖

「もっと高級感を出したいから、もっと厚い紙にしよう」と安易に135kg以上の厚い紙を選ぶと、思わぬトラブルを招くことがあります。それが「背割れ(紙割れ)」です。

背割れとは、厚い紙を折った際に、折目部分のインクがパリパリと割れて、下の紙の白い色が見えてしまう現象です。特に濃い色のベタ塗りデザインの場合、非常に目立ってしまい、一気に「汚れた印象」になってしまいます。

厚い紙(135kg以上)をリーフレットにする場合は、折る前に「折り筋入れ」という工程を追加する必要があります。ただし、これには追加の加工費がかかるため、コストと品質のバランスを考えると、やはり110kgが最も効率的で美しい選択肢と言えます。

4. 動画で確認!紙の質感と厚みの解説

実際の紙のしなり具合や厚みの感じ方は、動画の方がよりリアルに伝わります。私が実際にサンプルを触りながら解説していますので、ぜひチェックしてみてください。

まとめ:紙選びで迷ったら「110kg」を基準に

いかがでしたか?リーフレットは作って終わりではなく、お客様の手に渡ってからがスタートです。手に取った瞬間に「あ、いいな」と思ってもらえる厚さを選ぶことで、あなたの想いはより深く伝わるようになります。

もし「自分のデザインに合う厚さがわからない」「紙選びで失敗したくない」という方は、ぜひ一度ご相談ください。30年の経験から、あなたのビジネスに最適な「紙とデザイン」をご提案します。

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