年賀状に高級感を出す「金・銀」の特色印刷|プロが教えるネット印刷活用術

年賀状のデザインにインパクトを!プロが教える「金・銀」の特色印刷活用術

年賀状でパッと目を引く高級感を出したいなら、家庭用プリンタでは再現できない「金の特色印刷」を活用するのが最も手軽で効果的です。

こんにちは、販促物女性デザイナーの松田です。私はデザイナーとして30年、これまで累計2,100件以上の販促物のデザイン制作に携わってきました。

印刷の現場で長年、さまざまな素材や表現に向き合ってきた経験から言えるのは、「特色(とくしょく)」の質感はどんな加工よりも一瞬でお客様の心を掴むということです。今回は、ハットツールの事例を交えながら、金・銀を取り入れる際の具体的な色番号や、発注のコツを整理してお伝えします。

金一色でデザインした年賀状の実例
ハットツールで作成した「金1色」の年賀状。家庭用プリンタには出せない輝きが魅力です。

そもそも「特色(とくしょく)」とは?

通常、カラー印刷は4色(CMYK)の掛け合わせで色を作りますが、金や銀などはこの4色では再現できません。そこで、あらかじめ調合されたインクを使うのが「特色印刷」です。

特色の指定には「DIC(ディック)カラーガイド」という色見本帳を使います。以下の表に、私が現場でよく使うおすすめの番号をまとめました。

種類DIC番号色の特徴
金色(青金)DIC 620少し青みのある、爽やかでスタイリッシュな金
金色(赤金)DIC 619赤みのある、温かく華やかな金
銀色DIC 621シャープで落ち着いた印象の銀

ネット印刷で費用を抑える2つの戦略

最近のネット印刷を活用すれば、特色印刷はずいぶん手軽になりました。さらに印刷費を賢く抑えるポイントを整理しました。

ポイント具体的な内容
デザイン面「金1色」のみに絞ることで色数を減らし、印刷費を抑制
宛名面裏側の宛名面は「モノクロ(黒1色)」にしてコストダウン

データ作成と発注のヒント

特色印刷の発注データは、見た目を金にする必要はありません。データ上は「K100%(黒1色)」で作成し、指示書や発注画面で「DIC 620」などの番号を指定します。

入稿データの作成例
デザイン面も宛名面も、このように黒一色でデータを作成します。ハットツールでは、用紙の種類が豊富な「グラフィック」さんをよく利用しています。

まとめ:特別な1枚で印象を深めよう

年賀状のデザインは、画面上だけでなく「紙としての質感」をどう表現するかが大切です。30年にわたり数多くの販促物を手がけてきた経験からも、やはり金や銀の質感は、お客様の手元に届いたときのインパクトが非常に大きいと感じています。

「普通の印刷では物足りない」「少しだけ贅沢な1枚にしたい」という方は、ぜひ今年の年賀状に「特色」を取り入れてみてください。きっと、一味違う反応が返ってくるはずです。

そのデザイン、プロの視点で
「さらに一歩」磨きませんか?

「金・銀を使いたいけどデータ作りが不安」「自分のデザイン、プロならどう評価する?」と悩んでいる方へ。ハットツールデザインでは、累計2,100件以上の経験を活かしたデザイン添削や制作相談を行っています。自分一人では気づきにくい改善点を、プロの目線で丁寧にお伝えします。

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