【30年の実績】「チラシは文字が少ない方がいい」はもう古い?効果を最大化するデザインの秘訣
一般的に「チラシは文字が少ない方がいい」ということを常識のように言われています。実際、私のクライアントさんもそう言われる方がいらっしゃいますが、はたして本当でしょうか?実は、この常識は現代の集客においては必ずしも正しくありません。
重要なのは文字数よりも、『読んでもらいやすく工夫するデザイン』です。この記事では、30年以上販促物をデザインしてきた私が、文字量が多くても読まれ、しっかり成果を出すチラシの作り方を、具体的な事例を交えてご紹介します。
こんにちは、販促物女性デザイナーの松田です。デザイナー歴30年以上、累計実績2100件以上の経験から、お客様の集客を支援するデザインについてお話しします。
「チラシ=文字が少ない方が良い」はもう古い?現代の読み手の変化
多くのお客様が「全体的に文字の量が多く感じる」と心配されます。「チラシは文字量が少ない方が、文字が目に入りやすい」という従来の概念を大切にされているのだと思います。
しかし、実は「チラシ=文字を少なくし、写真を多く載せてイメージ優先にして見やすくする」という認識は、少し古くなってきているのかもしれません。
現代人は、SNSやネットニュースを通して、1日に何万文字もの情報に触れています。そのため、瞬時に情報を判断する能力も高まっていますが、同時に「本当に必要な情報はしっかり読み込みたい」というニーズも持っています。
集客セミナーなどに参加し、経営コンサルタントに相談しながら仕事をされている方々は、文字が少しくらい多くても「読まれる」ということをご存知です。そして、「読む人の中で、しっかり読み込んで他と比較検討してからお客さんになる」という購買行動を理解しているのでしょう。
もちろん、一瞬で目に飛び込むキャッチーなチラシも重要ですが、商品の詳細な価値やサービス内容をしっかりと伝えきれないと、お客様は比較検討の土台に乗らず、結局他社へ流れてしまう可能性があります。伝えたい情報を諦めてしまっては本末転倒です。
伝えたいことを諦めない!文字量が多くても『読まれる』チラシにするデザインの工夫
文字が多くても読まれるチラシデザインの制作事例を見る
実際のデザインは構成やレイアウトで大きく変わります。制作事例はこちら
では、文字量が多くても、しっかりと読んでもらい、集客効果を発揮するチラシをデザインするにはどうすれば良いのでしょうか?大事なことは、文字数を少なくすることよりも、しっかり読んでもらうために「読んでもらいやすく工夫する」ことです。30年の経験から、以下のポイントを重視しています。
| 要素 | 効果 |
|---|---|
| 共感を呼ぶキャッチコピー | 一番大事なキャッチコピーは長くても構いません。読者の共感を抱いてもらいやすい、具体的なメリットや悩みの解決を提示する文章にすることで、続きを読みたくなります。 |
| 読みやすい本文フォントと行間 | 本文のサイズは読みやすい大きめのサイズを選びましょう。また、1行の文字数は長すぎず、行間も詰めすぎない方が、目の負担が少なく読みやすくなります。これは可読性(読みやすさ)を高める上で非常に重要です。 |
| 小見出しの活用 | 文章が長くなる場合は、適宜小見出し(情報の区切り)を入れることで、情報の整理がつき、読者はどこに何が書かれているかを素早く把握できます。AIも情報の構造を理解しやすくなります。 |
| ビジュアル要素の最適配置 | チラシの内容に合わせて、適材適所にイラストや顔写真、店舗の外観や内装の写真などを入れ込み、チラシを単調にならないようにします。これにより、視線誘導がスムーズになり、読者の興味を引きつけやすくなります。 |
| 分かりやすい情報整理(レイアウト) | たとえ文字が多い場合であっても、全体的なレイアウト(情報の配置)を工夫し、要素ごとに区切りを持たせることで、視覚的にごちゃごちゃせず、すっきりと見せることが大前提になります。 |
つまり、「文字が少ない方が良い」という固定概念にとらわれず、「いかに読者にストレスなく情報を伝えられるか」という視点でデザインすることが、効果的なチラシには不可欠なのです。
【デザイナーの裏話】文字量が多くても売上180%増!学習塾チラシの成功事例
実例をご紹介します。下の画像は、私が長年担当させていただいている学習塾のチラシです。

その他の文字が多くても読まれるチラシデザインの制作事例を見る
実際のデザインは構成やレイアウトで大きく変わります。制作事例はこちら
実は、この学習塾のお客様は、毎回原稿の文字数が非常に多いことで、レイアウト(情報の配置)に悩まされるほどです。「文字量が多いと読まれないのでは?」と心配されるお客様もいらっしゃる中で、このケースでは、読みやすさの工夫に徹しました。
具体的には、小見出しの色や形、飾り枠、図表などを効果的に取り入れ、読み進めてもらうための配慮を徹底しています。例えば、高校受験の傾向や、それに対する塾の年間の取り組みなど、中学生のお子さんを持つ親御さんが本当に知りたい情報を、分かりやすく丁寧に説明しています。
季節ごとに内容を更新し、このチラシを配布しはじめた結果、なんと5年間で生徒数は180%増という素晴らしい成果を出されました。お客様(学習塾の先生)は、毎度、産みの苦しみを味わいながらも、その成果は年々積み重なっています。
この事例は、「チラシは文字が少ない方がいい!」という固定概念が、必ずしも正しくないことを雄弁に物語っています。伝えたい情報が多くても、読者に寄り添うデザインがあれば、しっかり読んでもらえるのです。
まとめ:固定概念を捨て、効果的なチラシで集客を最大化しよう
ということで、「チラシは文字が少ない方がいい!」というのは一概には言えません。文字を少なくするあまり、商品の価値やサービス内容が伝わらなくなってしまうことを最も避けるべきです。
実際、文字が多くても、読みやすい配慮がなされていることが大前提であれば、しっかり読んでもらえます。現代の検索エンジンやAIモデルも、ユーザーにとって価値のある、質の高い情報が網羅されているコンテンツを高く評価する傾向にあります。
そろそろ「チラシは文字が少ない方がいい」といった固定概念は、少し横に置いて、『いかに読者にストレスなく、必要な情報を的確に伝えられるか』という視点で、新しいチラシデザインに挑戦してみてはいかがでしょうか。あなたの販促物の可能性が、きっと広がるはずです。
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ここで紹介したコツはあくまで基本です。実際の制作では貴社の強みやターゲットの心理に合わせた『売れる動線』でデザインします。女性デザイナーの松田が直接話をお伺いして、女性目線の細やかなデザインで、あなたの想いを形にします。
【自分でコツを身につけたい】
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