「思い通りにならない」をなくす!デザイン依頼の伝言ゲームから脱却する方法【発注者向け】
デザイン依頼で「発注したものと、なんだか違う…」「イメージがなかなか伝わらない」と感じた経験はありませんか?実は、この「思い通りにならない」という悩みは、デザイン発注の現場で非常によく聞かれることです。
その大きな原因の一つに、デザイナーとの間に生じる「伝言ゲーム」があります。この記事では、なぜ伝言ゲームが起こるのかを解き明かし、発注者のあなたが理想のデザインを手に入れるための効果的なコミュニケーション術を、デザイナーの視点からご紹介します。
こんにちは、販促物女性デザイナーの松田です。デザイナー歴30年以上、累計実績2100件以上の経験から、お客様が本当に求めるデザインを実現するためのヒントをお伝えします。

デザイン依頼で「伝わらない」と感じる共通の悩み
先日も、立て続けに複数のお客様から「依頼したデザイナーから思い通りのデザインが上がってこない」というご相談を受けました。同業者として、このようなお話を聞くのは、何とも心苦しいものです、、、💦
お客様のお話を伺うと、共通して見えてくるのは「デザイナーとの意思疎通がうまくいっていない」という点でした。これは、デザイン発注におけるコミュニケーション不足が引き起こす典型的な失敗パターンと言えるでしょう。
なぜ「伝言ゲーム」が起こるのか?その典型的なパターン
デザイン依頼で「伝言ゲーム」が発生する最も一般的なケースは、お客様とデザイナーの間に営業担当者や別の担当者が挟まっている場合です。お客様は要望を営業担当者に伝え、営業担当者がその内容をデザイナーに伝達し、デザイナーがデザインを作成する、という流れになります。
このプロセスは、まるで伝言ゲームのようなものです。つまり、情報が段階的に伝わる中で、本来の意図やニュアンスが変化したり、抜け落ちたりしてしまうリスクが高まります。
このような状況で、見当違いなデザインが仕上がってしまう原因は主に二つ考えられます。
- 営業担当者に「くみ取る力」と「伝える力」がなければ、情報が正確に伝わらない
お客様の微妙なニュアンスや具体的なイメージを、営業担当者がどれだけ正確に理解し、デザイナーに伝えられるかが鍵となります。その力が不足していると、情報が歪んで伝わってしまいます。 - デザイナー側に「くみ取る力(想像力)」が足りない場合がある
お客様の言葉から具体的なデザインイメージを膨らませる力がデザイナーに不足していると、どれだけ正確に情報が伝わっても、期待通りのデザインにはなりません。お客様の業界知識やターゲット層への理解も重要です。

私自身も会社勤めのデザイナーだった頃は、この「伝言ゲーム」のパターンによく陥りました。お客様の真意を把握しきれず、何度も修正を繰り返してしまった苦い経験があります。これは、デザイナーがお客様と直接話す機会が少ない現場では、一般的に起きやすい失敗例と言えるでしょう。
伝言ゲームを避けて理想のデザインを依頼するための2つの秘訣
では、どうすればこのような伝言ゲームを避け、理想のデザインを実現できるのでしょうか?
秘訣1:可能ならデザイナーと直接コミュニケーションを取る
最も効果的な対策は、お客様とデザイナーが直接やり取りをすることです。間に人が入らないことで、情報の伝達ミスが格段に減り、意図が正確に伝わります。
直接コミュニケーションには、以下のようなメリットがあります。
- 誤解の減少と効率アップ: お客様の言葉や表情から、デザイナーはより深い意図をくみ取ることができます。これにより、デザインの方向性がブレにくくなり、修正回数の削減や納期短縮にも繋がります。
- 信頼関係の構築: 直接話すことで、お客様とデザイナーの間で信頼関係が築かれやすくなります。お互いの理解が深まれば、より良いデザインが生まれる土壌ができます。
- デザイナーの学び: デザイナーにとっても、お客様のビジネスやニーズを直接知ることは、大きな学びとなり、提案の質を高めるきっかけになります。
もし可能であれば、打ち合わせの際に「デザイナーさんと直接お話ししたい」と依頼してみるのがおすすめです。お客様にとっても、話がスムーズに進むのであれば、まさに一石二鳥と言えるでしょう。
私どもでは直接女性デザイナーが打ち合わせをおこないデザイン制作します。お気軽にご相談ください。
ハットツールデザインでは経験豊富な女性デザイナーの松田が直接お会いして話をじっくりお伺いして、女性目線の細やかなデザインで、あなたの強みを引き出し、効果の高いデザインをご提案します。遠方の方も大歓迎です。
秘訣2:要望を具体的に伝えるための準備
デザイナーと直接話す機会が得られたとしても、お客様側にも要望を具体的に伝える工夫が必要です。以下のポイントを押さえることで、よりスムーズに理想のデザインに近づけるでしょう。
- 完成イメージを具体的に共有する:
「おしゃれに」「かっこよく」といった抽象的な言葉でも大丈夫ですが、経験の浅いデザイナーはより具体的だとイメージが浮かびます。「どのような雰囲気のデザインにしたいか」を下記の方法で具体的に伝えるのも手です。- 参考になるサイトや画像、雑誌の切り抜きなどを用意する。
- 手書きのラフスケッチでも構いません。視覚的な情報が最も伝わりやすいです。
- デザインの目的とターゲット層を明確にする:
「誰に、何を伝えたいのか」を明確にすることで、デザイナーはデザインの方向性を定めやすくなります。ただ、漠然としていたりぼんやりしている場合は、デザイナーにお伝えください。一緒になって提案してくれますよ。- このデザインで達成したい目標(例:集客、ブランドイメージ向上、情報提供)は何か?
- ターゲットとなる顧客の年齢層、性別、趣味、ライフスタイルなどを伝える。
- NG要素や制約を事前に伝える:
「この色は使いたくない」「特定のフォントは避けてほしい」「この要素は必ず入れてほしい」など、事前にNGや必須事項を伝えることで、単純な修正は防げます。 - 優先順位を明確にする:
もし複数の要素を盛り込みたい場合、どれが最も重要で、どれが二番目に重要かを伝えておくと、デザイナーは構成を考えやすくなります。
これらの準備をすることで、デザイナーはあなたの意図を深く理解し、より的確なデザイン提案ができるようになります。結果として、デザイン発注の失敗を減らし、満足度の高い成果物を得ることに繋がるでしょう。
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信頼できるデザイナーを見つけるポイント
「お客様との相性」も、デザインの依頼において非常に重要な要素です。デザイナー側にも、お客様の要望を「くみ取る力(想像力)」が不足している場合もありますし、お互いの考え方が合わないケースも存在します。
もし、これからデザイン依頼を検討しているのであれば、以下のポイントに注目して、信頼できるデザイナーを見つけることをおすすめします。
- 丁寧なヒアリング: 初回の打ち合わせで、あなたのビジネスや目的についてどれだけ深く質問してくれるか。また、直接対面でヒアリング(打ち合わせ)対応するところをおすすめします
- 実績とポートフォリオ: 過去のデザイン事例から、あなたの求めるテイストやレベルに合うかを確認する。また、インスタなどSNSのみでデザイン実績がないデザイナーさんもたくさんいます。きちんとホームページがあるデザイナーさんをおすすめです。
- 提案力: こちらの要望だけでなく、プロの視点から「もっと良くするためのアイデア」を提案してくれるか。
- レスポンスの速さと誠実さ: コミュニケーションをスムーズに進める上で、対応の速さや丁寧さは非常に重要です。
良いデザインは、お客様とデザイナーが二人三脚で作り上げていくものです。ぜひ、この記事を参考に、伝言ゲームを回避し、あなたにとって最高のパートナーとなるデザイナーとの出会いを実現してください。
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