「デザインが悪いから売れない」と諦める前に。チラシの反応を劇的に変える5つの視点
【記事の結論】
チラシの反応が悪い場合、原因はデザインそのものよりも「配布の仕方」や「ターゲット設定」にあることが多々あります。デザインを修正してコストをかける前に、まずは配布エリアの変更や「3回配布の法則」を試して、真の原因がどこにあるのかを検証することが重要です。
こんにちは、販促物女性デザイナーの松田です。
私はデザイナー歴30年以上、累計実績2100件以上の現場を経験してきました。一生懸命作ったチラシに対して、お客様から「反応が悪いんだよね。デザインが良くないのかな」と言われ、落ち込んだ経験は私にもあります。自分を責めてしまうデザイナーさんの気持ち、本当によく分かります。
しかし、そこで安易にデザインを変えてしまうのは少し待ってください。実は、デザインをいじる前に見直すべきポイントが他にたくさんあるのです。
なぜ反応がないのか?考えられる5つの理由
チラシの反応が悪い理由を整理すると、大きく分けて以下の5つが挙げられます。これらを一つずつ紐解いていくことが、改善への第一歩です。
- ターゲットを間違えている(届けるべき人に届いていない)
- 気づかれていない(ポストの中で他のチラシに埋もれている)
- 気づかれたけど忘れられている(後で見ようと思ってそのまま)
- 商品・サービス自体に魅力がない(ニーズと合っていない)
- タイミングが悪い(今すぐ客ではない)
デザイナーとして(4)や(5)の領域に踏み込むのは難しい場合もありますが、(1)から(3)については、デザインを変えなくても「配り方」の工夫で解決できる可能性があります。
デザインを変える前に試すべき「配布の工夫」
まずは(1)のターゲット設定を見直してみましょう。例えば、以下のような変更を加えるだけでも反応が変わることがあります。
- ポスティングするエリア(地域)を変えてみる
- ポスティングではなく、街頭での手渡しに変えてみる
- 置いてもらう店舗や場所を変えてみる
- 新聞折込など、配布媒体そのものを変えてみる
「このエリアはファミリー層が多いから」という思い込みを捨て、少し離れたエリアに配るだけで驚くほど反応が出るケースもあります。
「1回で諦めない」3回配布の定説
次に、(2)気づかれない、(3)忘れられる、への対策です。販促の世界には「チラシは同じ内容で3回配って初めて反応が測れる」という定説があります。
1回配っただけで「ダメだった」と判断するのは早計です。その時はたまたま忙しくて見ていなかった人や、興味を持ったけれど忘れてしまった人が必ずいます。期間を空けて2回、3回と繰り返し届けることで、認知(つまり、存在を知ってもらうこと)が定着し、ようやく行動に移してくれるのです。
| 配布回数 | 読者の心理状態 |
|---|---|
| 1回目 | 「ふーん、こんなお店があるんだ」程度の認識 |
| 2回目 | 「あ、前も見たな。ちょっと気になるかも」 |
| 3回目 | 「何度も見るし、一度試してみようかな」と行動へ |
【デザイナーの裏話】お客様に「食らいつく」勇気を
反応が悪いとき、責任のなすりつけ合いをしても何も生まれません。大切なのは、「なぜ悪かったのか」の仮説を立てるために、お客様から徹底的に情報を聞き出すことです。
配布の仕方は? 範囲は? 枚数は? 時期は? どのような声が返ってきたか?
これらをしつこいくらいに確認し、原因を一緒に探る姿勢が、次の「当たるデザイン」への糧となります。キャッチコピーの修正が必要なのは、配布方法をやり尽くした後でも遅くはありません。
ハットツールでは、「配り方」を踏まえたチラシのデザインを行っています。「どの配り方がいいのかな」ということも相談に乗れますのでぜひご連絡くださいね。
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