「語らなければ、ただの物」商品を特別な一品に変えるセールスポイントの伝え方
【記事の結論】
商品を「特別なもの」として認識してもらうには、見た目だけでなく、その背景にあるこだわりや優れた点(セールスポイント)を具体的に言語化して発信することが不可欠です。作り手の想いやデザインの意図を正しく伝えることで、商品は初めて顧客にとって「価値のある一品」へと変わります。
こんにちは、販促物女性デザイナーの松田です。
私はデザイナー歴30年以上、累計実績2100件以上の販促物制作に携わってきました。多くのお客様と接する中で感じるのは、「良いものを作れば、言わなくても分かってもらえるはず」という思い込みが、実は一番のチャンスロスになっているということです。
「うちの商品は他と違うのに、安く見られてしまう」「こだわっている部分がお客様に伝わらない」……そんな悩みをお持ちではありませんか?今回は、あるお米のリーフレット事例をもとに、商品を特別なものに見せるための秘訣をお話しします。
事例:解説があるからこそ「食べてみたい」お米になる
まず、私が制作したこちらのリーフレットをご覧ください。


このリーフレットで紹介しているのは、単なるお米ではありません。5ツ星お米マイスター(つまり、お米の特性を見極める「お米博士」のような資格保持者)が厳選した、3軒の農家のお米をブレンドした「天然水米」です。
| 使用されているお米 | 特別なこだわり |
|---|---|
| ひとめぼれ | 栄養豊かな水と寒暖差で丁寧に育てられ、冷めても固くなりにくい。 |
| はえぬき | しっかりしたコシがあり、ブレンドすることで食感を格段にアップさせる。 |
| ミルキークィーン | 日本に7人しかいない「米作り名人」が丹精込めて作った希少なお米。 |
いかがでしょうか。もしこの解説がなければ、見た目はどこにでもある「お米」でしかありません。しかし、これだけの背景を知ることで、「どんな味がするんだろう?食べてみたい!」という特別感を感じたはずです。
デザインの「意味」を伝えることが、宣伝力を強くする
「魅力は発信しなければ伝わらない」というのは、商品の内容だけではありません。私の場合、デザイン案をご提案する際にも必ず「コンセプト(つまり、そのデザインにした意味や狙い、理由のこと)」を添えます。
どれほど本気で考え抜いたデザインであっても、黙って提出するだけでは、制作者の意図はお客様に半分も伝わりません。あえて言葉にして伝えるのは、デザインに「意味を持たせるため」です。
【デザイナーの裏話】共有された想いが最高の宣伝を生む
チラシやリーフレットは、作った後の「配り方」も重要です。もしお客様が、デザイナーからデザインの意図や「なぜここを強調したのか」という背景をしっかり聞いていたらどうでしょう。配る側の熱量も変わり、より自信を持って宣伝できるはずです。
作り手のこだわりを深く理解することは、そのまま「セールスポイント」の理解に繋がります。デザイナーと同じ気持ちで商品を届けることが、最高の形で宣伝を成功させる近道なのです。
まとめ:魅力を知ることで「欲しくなる」
当たり前のことかもしれませんが、人は「それが何のために、どれほどこだわって作られたか」を知ることで、初めてその商品が欲しくなります。そして、それがその人にとっての「特別な一品」になるのです。
- 「安心安全」「こだわり」という言葉だけで終わらせない
- 具体的な数値や希少性(日本に7人、など)を盛り込む
- なぜそのデザインなのか、意図を明確にする
「自分では当たり前だと思っていたこと」の中に、お客様を惹きつける最大の魅力が隠れていることがよくあります。あなたの商品の「見どころ」を、一緒に見つけて形にしていきませんか?
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