初めてのお客様にも優しいメニューのデザインとは?分かりやすく選ばれる飲食店メニュー設計のポイント
飲食店のメニューは「見やすさ」は当然ですが、一番大事なのは「注文されるかどうか」で設計する必要があります。
本記事では、ちょっとしたきっかけで「選ばれないメニュー」になってしまう原因と、その改善ポイントを5つ解説します。
初めて来店するお客様でも安心して注文できるメニュー設計にすることで、注文率と満足度の両方を高めることができます。
こんにちは。女性デザイナーの松田です。
飲食店のメニューは、見た目の美しさだけでなく「注文されるかどうか」に直結する重要なツールです。
初めて行くお店では「失敗したくない」と感じることが多く、その状態で読み方が分からないメニューや、内容が想像できない名前が並んでいると、注文そのものがストレスになってしまいます。
「分からなければ聞けばいい」と思っても、その一手間がハードルになり、結果として選ばれないまま終わることも少なくありません。
こうしたポイントは特別なことではありませんが、実際のメニューでは意外と抜けていることも多く、そこが選ばれにくさにつながっている場合もあります。
こうした状態を防ぐために、メニューにはいくつか押さえておきたいポイントがあります。ここからは、そのポイントを整理していきます。

見直すべき5つのメニューデザインのポイント
読み方が分からないメニューは避けられる
漢字や英語の読み方が分からないと、それだけでお客様は「注文しにくい」と感じてしまいます。特に初めて来店する場合は恥をかきたくないという気持ちが働くため、読めないメニューは自然と選択肢から外れていきます。
そのため、読み仮名を付けておくだけでも注文しやすさは大きく変わります。
英語の筆記体を避ける
また、読みにくい書体も同様に注意が必要です。特に1987年生まれ以降は、英語の筆記体は学校の必須学習から外れているため、年々読めない人が増えています。
フランス料理などでは筆記体のイメージがありますが、これからは「読めない人もいる」という前提で設計しておくことが大切です。
料理のイメージが湧かないと選ばれない
料理名だけでは内容が分からないと、お客様は選ぶのをためらいます。
写真や簡単な説明で調理方法や食材が伝わるだけでもイメージしやすくなり、安心して注文できるようになります。
メニューは読むものではなく、見た瞬間に判断できる状態にしておくことが重要です。
「おすすめ」表示は意思決定を助ける
初めて来店するお客様は「できれば失敗したくない」と感じているため、どれを選べばよいかの目安があるだけで安心して注文しやすくなり、迷う時間も減っていきます。
お店の「おすすめ」が分かるようになっていれば、選択の判断がしやすくなり、自然と注文につながっていきます。
「おすすめ」表示は単なる装飾ではなく、注文を後押しするための導線設計です。
食べ方の説明で、接客の手間と満足度は変わる

料理の食べ方が分からないと、お客様はその都度店員に質問することになります。店員はそのたびに手を止めて説明する必要があり、対応の手間が増えていきます。
あらかじめメニューに食べ方を記載しておけば、お客様は迷わず食べられますし、店員も説明の手間が減ります。その結果、お店としても本来の美味しい状態で料理を提供しやすくなります。
メニューの改善ポイントを分かりやすく整理すると
| 問題点 | 改善方法 | 期待できる効果 |
|---|---|---|
| 読み方が分からず注文しづらい | 読み仮名を付ける | 心理的ハードルが下がり、注文されやすくなる |
| 料理の内容が分からない | 写真や簡潔な説明を添える | 安心して選べるようになり、注文率が上がる |
| 何を選べばいいか分からない | おすすめを明示する | 意思決定がスムーズになり、注文が促進される |
| 食べ方が分からない | 食べ方を記載する | 満足度向上とスタッフ負担の軽減につながる |
| 文字が読みにくい | 筆記体など可読性の低い書体を避ける | ストレスなく情報を理解できる |
メニューの見直し・制作をご検討の方へ
メニューの内容整理や構成から見直したい場合は、こちらで詳しくご案内しています。現状の課題に合わせて、分かりやすく注文につながるメニュー設計をご提案しています。
こうしたポイントは、個別に整えるだけでなく、メニュー全体の設計として見直すことが重要です。
実際の改善例は、メニューデザインの実績でご覧いただけます。
