【飲食店メニュー】パウチ加工とPP加工の違いをプロが比較!どっちがおすすめ?
【この記事の結論:要約】
- パウチ加工(ラミネート):耐久性重視。透明なフチがあり、水や汚れに非常に強い。大衆食堂や居酒屋などのカジュアルなお店に最適。
- PP加工:デザイン性・高級感重視。フチがなくスマート。光沢(グロス)とつや消し(マット)が選べ、レストランやバーなど上質さを求めるお店に最適。
こんにちは、販促物女性デザイナーの松田です。
私はこれまでデザイナー歴30年以上、累計2,100件以上の販促物制作に携わってきました。多くのお客様とメニュー作りのお話をする中で、よくいただくご相談があります。
「メニューの表面加工、パウチとPP加工、結局どっちがいいの?」
この質問をいただくと、「待っていました!」とばかりに熱く語ってしまいます。なぜなら、加工一つでメニューの「持ち」だけでなく、お店の「格」まで変わってしまうからです。
今回は、それぞれの特徴をプロの視点で分かりやすく整理してお伝えしますね。
パウチ加工とPP加工、主な違いを比較表でチェック
まずは、両者の違いをパッと見てわかるように表にまとめてみました。
| 特徴 | パウチ加工(ラミネート) | PP加工 |
|---|---|---|
| 見た目の印象 | ツヤがありカジュアル | 上品、高級感がある |
| 耐久性・防水性 | 非常に高い(フチで完全密封) | 中程度(断面から水が浸みることも) |
| 仕上がりサイズ | 紙の周囲に数ミリのフチが出る | フチなし。紙と同じサイズ |
| 質感のバリエーション | 基本は光沢のみ | 光沢(グロス)/ つや消し(マット) |
| 値段の比較 | 安め(薄いと安い) | 高め |
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1. 耐久性なら「パウチ(ラミネート)加工」
パウチ加工(ラミネート加工)は、飲食店のメニューでもっとも馴染み深い加工です。お店のPOPなどでもよく見かけますよね。

パウチ加工のメリットと注意点
パウチ加工の最大の強みは、その圧倒的な耐久性です。透明なフィルムで紙を挟み込み、熱で圧着して周囲に「透明なフチ(耳)」を作ります。これにより、水や油が入り込む隙間がなくなるため、水濡れや油汚れがつきものの居酒屋、ラーメン店、カフェなどのメニューに最適です。
また、厚さも薄いものから極厚まであるので、少しでも高級感を出したいのなら厚めのパウチがお勧めします。
ただし、フチがある分、どうしても「手作り感」や「事務的な印象」が出やすいという側面もありますので、高級感を出したいのならPP加工の方をお勧めします。
2. 高級感を出すなら「PP加工」
一方で、PP加工は本やパンフレットの表紙、高級感のあるレストランのメニューによく使われています。

デザインの幅が広がるマットPP
PP加工には、ツルツルとした「グロスPP(光沢)」だけでなく、しっとりとした質感の「マットPP(つや消し)」があります。
実は、HAT TOOL DESIGNで圧倒的に人気なのが、この「マットPP加工」です。
マットPPを選ぶお客様は、最初から「絶対にマットで!」と決めている方がほとんど。デザインに強いこだわりをお持ちの方に愛されています。光を反射しないため、文字が読みやすく、触り心地もさらさらとしていて非常に上品です。
PP加工での注意点:水や油の浸み込みに少し弱い
PP加工は紙に薄いフィルムを貼るだけなので、パウチ加工のような「フチ」がありません。そのため、紙の断面(端っこ)から水や油がじわじわと染み込んでしまうことがあります。長期的に使うメニューの場合は、この点をお客様にご説明した上で採用することをおすすめしています。
パウチ加工と比べると値段は少し高くなる
PP加工はパウチ加工のようなフチがありません。それは、フチを断裁(切っている)からです。その分加工費がかかるため、パウチ加工と比べると少し値段は高くなります。
まとめ:あなたのお店に最適なのは?
どちらの加工を選ぶかは、「お店の雰囲気」と「メニューを扱う環境」で決めると失敗がありません。
- 「とにかく丈夫で、ガシガシ拭けるメニューがいい!」という場合は、パウチ加工。
- 「手に取った時の質感や、お店のブランドイメージを大切にしたい!」という場合は、PP加工(特にマットPP)。
もし「自分のお店にはどっちが合うのかな?」と迷われたら、お気軽にご相談くださいね。お店のコンセプトにぴったりの素材をご提案させていただきます。
パウチorPP加工のメニュー制作をご検討中の方へ。お気軽にご相談ください。
ここで紹介したコツはあくまで基本です。実際の制作では貴社の強みやターゲットの心理に合わせた『売れる動線』でデザインします。女性デザイナーの松田が直接話をお伺いして、女性目線の細やかなデザインで、あなたの想いを形にします。
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